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<<   作成日時 : 2006/11/11 00:00   >>

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●コープスブライド

監督/製作:
  • ティム・バートン(『チャーリーとチョコレート工場』)
監督:
  • マイク・ジョンソン(『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』アシスタントアニメーター)
声の出演:
  • ジョニー・デップ(『パイレーツ・オブ・カリビアン』)
  • ヘレナ・ボナム=カーター(『PLANET OF THE APES/猿の惑星』)
  • エミリー・ワトソン(『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』)
  • クリストファー・リー(『吸血鬼ドラキュラ』)
日本語吹替版:
  • 木内秀信
  • 山像かおり
  • 小林さやか
  • 土屋孝也
  • 宮寺智子
  • 山野井仁
  • 家弓家正



家柄が欲しい成金夫婦とお金が欲しい没落貴族夫婦の利害が一致し、それぞれの一人息子ビクターと一人娘ビクトリアの結婚が決まった。顔も知らない2人だったが、いざ顔を合わせるといい雰囲気。
しかし結婚式のリハーサルでは気弱なビクターは失敗ばかり。落ち込むビクターは森の中で1人で練習を。誓いの言葉を言い終え、手近な小枝に結婚指輪をはめた──その時、小枝と思ったそれは骨の指。なんと彼は死体の花嫁と婚姻を結んでしまったのだ……!


「ティム・バートンの〜」と冠した『ナイトメア〜』以来の作品。CGアニメは氾濫したけどストップモーションアニメ(人形アニメ)はその手間から劇場作品としては稀少です。

さすがに10数年経つとデジタル化の恩恵など技術は飛躍的に向上してますね。とはいえ人形をアニメートする手間だけは変わりませんが。その手間こそが人形に魂を吹き込む作業な訳で、そこが変わらない限り、ストップモーションアニメのアドバンテージは揺るぎません。

その緩急の使い分けなど、ストップモーションアニメは日本のリミテッドアニメに近いかも(今現在、海外の劇場アニメはCGアニメに大移動してますが、あちらはフルアニメ思想の延長)。日本のアニメも下手なCG化は自分の首を絞めるので注意ですよ。



閑話休題。

本作は「生」の世界を暗く、「死」の世界を色彩豊かで明るく描いています。でもこれは死の世界への呼び水などではなく単なるメタファーなのでお間違えなく(「主人公たちを縛る世間」と「それ以外の世界」という)。

主人公ビクターは気が弱く繊細だけど優しい男。でも世間のしがらみの中では生きにくい。婚約者ビクトリアとの出会いを好機に変えたくて、でもそれが裏目に。そして出会った違う世界。そこを絶望が後押しする。彼の優しさはそれを前向きに変えるが……。

あとはネタバレになるので触れませんが、本作は『ナイトメア〜』とは違って闇の世界へは帰結しません。それは「人はあるべき場所に立つことが重要」ということ。視点の違う『ナイトメア〜』と対になっている作品とも言えます。

ただ、物語としては主人公がクライマックスに至るまで状況に流されている部分が強いのが残念なところ。決着も悪役頼みだしね。まあ、そのおかげで死の世界の住人たちがとる行動のシニカルさが際立ってたからいいんだけどね。



別に全てのCGアニメを否定はしませんが、やはりアニメーションとは人が息吹を込めるものだと再確認した秀作。是非。

私のツボ……スクラップス可愛い(笑)。

★★★★

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