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zoom RSS ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

<<   作成日時 : 2006/11/09 00:00   >>

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●ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

製作/原案/キャラクター設定:
  • ティム・バートン(『シザーハンズ』)
監督:
  • ヘンリー・セリック(『Slow Bob in the Lower Dimensions』)
声の出演:
  • クリス・サランドン(『フライトナイト』)
    (歌:ダニー・エルフマン)
  • キャサリン・オハラ(『ホームアローン』)
  • ウィリアム・ヒッキー(『男と女の名誉』)
  • グレン・シャディックス(『ビートルジュース』)
日本語吹替版:
  • 市村正親
  • 土居裕子
  • 三ツ矢雄二
  • 大平透
  • 園岡新太郎
  • 松沢重雄
  • 小林アトム
  • 永江智明



《ハロウィンタウン》では年に一度のお祭りが大成功。しかし、ジャック・スケリントンは浮かない顔。毎年毎年変わり映えしない祭りにうんざりしていた。たまたま迷い込んだ様々な扉のある場所。ジャックがひとつの扉を開けると、そこに広がるは《クリスマスタウン》。たちまちジャックはクリスマスの虜になった……。


1994年に公開された人形アニメ──なんて説明は今さらですね。今やディズニーランドで毎年のようにハロウィンシーズンには、ホーンテッドマンションがナイトメアー仕様になったりもしてますし。

観返す機会があったので、感想をば。

ティム・バートンは1983年の時点で(今とは違う形ながら)同題名作を企画していたように、本作は彼の原点と言えるでしょう。

その時の企画は残念ながら実らず。しかし、それから11年という時間は「技術的な向上」や「最高のスタッフ」を得ることに繋がり、結果、ティム・バートンという男の全てを詰め込み、珠玉の作品として完成した奇跡が本作『ナイトメア〜』です。



画面に溢れるフリークスたちへの愛(それは他のバートン作品でも一貫してるけど)。

闇の住人が光に憧れ、光を模索し、でも光の世界には拒絶されてしまう。だがしかし光に迎え入れられることが幸せではない。闇は闇のままでいて幸せなのだ。

ここで大人(=世間が思う良識)が思い描くハッピーエンドであれば、サンタと和解し、街の人々とも和解をし、ジャックたちは光の世界の住人として生まれ変わるところ(例えばサンタ見習いになるとか)。

でも、そうではない。本作は自分というものを確立していれば光に捕らわれることこそが愚かなことだと言っているのである。それは世間から見れば単なるマイノリティのひがみかもしれない。しかし本作のジャックを見よ。なんと生き生きしていることか。

サンタに良識人と言わしめたサリーだってジャックに光の世界を望みはしない。ジャックはジャックらしくあって欲しいと願うだけである。



世界は個性があるから素晴らしいのだと高らかに謳い上げた名作。
……だから今の日本で本当の意味で本作が受け入れられているとは私にはどうしても思えないんですけどね。

強者は自分が強者だとは気付きもしない。ならば弱者とされる者よ。ジャックになろう。ハロウィンタウンの仲間になろう。決して1人ではないのだから。



余談。
本作を最初に目にした時、それ以前に観たことがある1991年頃の何かのアニメ祭のグランプリ作品『The Sandman』の作者(ポール・ベリー(英))の作品と思った私。だって、その作風といい、ダークなテイストといい、時期的にも合致するでしょ?

でも、製作・原案・キャラクター設定がティム・バートンで、監督もヘンリー・セリックという人。うむむ。

で、エンドロールを見たら……いた!
ANIMATORSの中にPaul Berryの名前が。
だよね〜、という安堵感もいい思い出です(笑)。

ちなみに今年2006年のフランスの「アヌシー国際アニメーションフェスティバル」の特別企画「アニメーションの世紀100作品」の中に『The Sandman』が入っているのを発見。なんか嬉しかったりして。

★★★★★

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