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zoom RSS 大胆MAP「世界に誇る日本アニメ名作&傑作20」感想

<<   作成日時 : 2008/07/05 00:01   >>

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今回の大胆MAPスペシャル(2008年6月29日放送)は「各国で調査!世界に誇る日本アニメ名作&傑作20」(別題「世界に誇る日本のすごいアニメ20!」)でした。

世界に誇る日本アニメ20選 >>


日本のアニメは世界中で大人気!! そこで今回、海外で人気のある日本アニメを徹底調査! その中から人気の高かったアニメ20作品をご紹介します! また貴重な海外版アニメも一挙大公開!(中略)さあ、果たしてどんな凄いアニメが登場するのか!?

番組内容を紹介するこの冒頭部分での、『タッチ』の「フランスで放送禁止となった名場面は?」とか、『クレヨンしんちゃん』の「スペインで大ブームの日本文化とは?」という煽り文句は酷い。

実際に見ると『タッチ』は和也の死の描写がアニメ=子供向けという感覚からすると重いからカットされただけで別に放送"禁止"なわけじゃないし、『しんちゃん』は春日部の知名度が異様に高いというネタで"大ブーム"などではなかった。



そもそも「ベスト20」ではなく、調査結果からまたまた番組が勝手に20作品をチョイスしているテキトーな作り。しかも番組が始まってみると20作品に振ったナンバーも無意味に数字がルーレットされて4番から紹介。なんじゃコリャ。

今回の番組趣旨は「海外版の紹介」のはずなのに、日本版の映像をダラダラダラダラと流すばかりで飽きる。海外版の情報も番組構成に都合のいい箇所のみが紹介されるものだから、各国ごとのお国事情がまったく見えてきやしない。

例えば『ルパン三世』で、「フランス版のルパンの名前はエドガー(EDGAR)」と紹介しておきながら、不二子に関しては「イタリア版ではマルゴ(Margot)」と紹介するチャンポン具合。

『タッチ』の和也の死のシーンや『鉄腕アトム』の最終回などをまったく見たことのない外国人に見せて反応を見るというネタでは、当の外国人らの反応がメインのはずなのに、画面にはただダラダラと日本版の映像が流れるばかり。映像はワイプで小窓表示にしときなさいよ。

海外ハルヒダンス映像とか影山ヒロノブの海外ライブ映像とか、大概の物は他番組やYouTube等で視聴済みだし、目新しさは一切ない番組でしたな。



以下、番組の流れで目に付いたところを。



『ルパン三世』のフランス版タイトル『エドガーは探偵泥棒』(EDGAR,LE DETECTIVE CAMBRIOLEUR)は、変更の理由が「本家ルパンと区別するため」と説明されてましたが、もしかすると「ルパンの孫」という設定がアウトだったんじゃなかろうか。

また、アニメ=子供向けとしては泥棒をヒーローにするわけにもいかないため「探偵」という役職を設定したことも名称変更の理由な気がします(そういや、ルパン8世もそのせいで最初から探偵という設定で企画されたんじゃなかったっけ?)。



ハルク・ホーガンポケモン好きでポケモン10周年イベントに並んでいたのがなんかいいわぁ(笑)。

『タッチ』のフランス版タイトル『テオ/彼は勝利のバッター』(Theo Du La batte de La victoire)。達也=テオ、和也=キム(Kim)はイニシャルからの命名だとすぐ分かったけど、何故「バッター」なのか?の説明が欲しいぞ。

『ヤッターマン』はイタリア版では『YATTAMAN』。イタリア版ガンちゃんの声が男臭すぎて、コスプレ外国人男性が頭をよぎりましたよ(苦笑)。ヤッターワンは犬の鳴き声から「ヤッターガウ」(Yatta-ghaw)なのね。番組的にはガンちゃんをガッチャンと誤表記。一体どこのDr.スランプですか?

『涼宮ハルヒの憂鬱』は唯一、国・地域数データ(番組調べ)がTV放送数ではなく「DVDが大ヒット」との名目で無理やりな扱い方。もろオタク鎮静用にラインナップしたって感じ。



『ドラえもん』はまた新ドラ映像を使いやがった。実際に紹介される海外ドラが全て旧ドラだというのに。しかも、そんな海外ドラの吹替音声を検証するのが水田わさび(新ドラえもん)と木村昴(新ジャイアン)ではまったく意味がない。

(ちなみに新ドラに関して、私は新声優陣は有りだと思っています。問題は番組内容が最低で面白くないこと。良質な短編ギャグアニメは消え、プチ劇場版とでもいうべき駄ドラマ性。つまらないテコ入れ企画にうんざりしているだけです)

今回、海外ドラの声を色々聞いて感じたのは、総じて水田わさびの声に近いということ(時期的にはわさび声が海外ドラに近いと言うべきですが)。そういう意味では大山のぶ代のドラえもんは絶対のオリジナルなのだと再確認しましたね。

サウジアラビア版ドラえもんで、ドラ焼きをビスケットと称していたのは、単純にドラ焼きを1から説明しなければならないからなだけでしょ?

参考
お茶妖精:外国人が語る「ドラえもんの好物、ドラ焼きを食べてみた」
http://blog.livedoor.jp/fairypot/archives/51451196.html




『ベルサイユのばら』のフランス版タイトル『レディ オスカル』(Lady Oscar)とか、『母をたずねて三千里』のスペイン版タイトル『マルコ/アベニン山脈からアンデス山脈まで』(MARCO/DE LOS APENINOS A LOS ANDES)とか、海外タイトルはどうも直球すぎて原題の持つ響きや趣きに欠けますな。

『巨人の星』を知らないアメリカ人に魔球のシーンを見せるネタは「海外で人気の〜」という番組趣旨と乖離している上に、その場限りの笑いを生めばそれでいいという製作の思惑が見えて気分が悪い。



『千と千尋の神隠し』の「日本vs米国版徹底比較」って、DVDの赤みがかった映像に言及でもするのかと(苦笑)。さすがに言及はなかったけど、映像の差異を確認できたのは拾い物。

日本版の映像は相変わらず赤い。対する米国版紹介のくだりの映像は普通の色。冒頭の車中シーンとハクのおにぎりシーンは米国版も赤くなってたけど、ジブリからの要請か何かで日本版に英語音声をアフレコでもしたのかな。だって、その後の「えんがちょ」シーンでは米国版はまた普通の色だったし。

で、案の定『崖の上のポニョ』宣伝タイム付き。



フィリピン版クレヨンしんちゃんで「ぞ〜うさん」のシーンで股間が映らないような映像処理をしていたことをお国柄の違いのように言ってますが、最近の日本だってパンチラ規制は激しいし、乳首NGだし、一概に笑っていられない事態になってますけどね。

あと、しんちゃんの海賊版商品を紹介してましたが、しんちゃんはアチラの国で勝手に商標取られてしまい、逆に正規品が販売できなくなっている事態だというのに、「しんちゃんはコピー商品が作られるほどの人気」なんて呑気に偽物紹介すんな。



『北斗の拳』のような昔のアニメの作画は見ていて気持ちいいなぁ。米実写映画ネタは見飽きた(ていうか当時、劇場で観たし)。

『AKIRA』だけ普通の作品紹介に徹していたのは、番組的に遊べるネタが無かったからでしょうか。そのくせアニメへの思い入れなんてないから、通り一遍で面白味に欠ける仕上がり。それにしてもアメリカ人って本当にAKIRA好きだね。

『鉄腕アトム』のアメリカ題『アストロボーイ』(ASTRO BOY)も今さら感が。'03年版アニメでは日本題にすら『アストロボーイ・鉄腕アトム』と冠してたし。

ちなみに「ハリウッド版CGアニメ映画が2009年公開予定」と紹介されてましたが、実製作は韓国のCGスタジオ。ネットで見つけた画像で見る限りでは顔つきが微妙にコリアンっぽかったんですが……。正直、日本人としては悲しい出来にならないことを祈るばかりです。

『ドラゴンボール』の時にハリウッド実写版情報が出なかったのは内容改変具合がアレだからでしょうか?(苦笑)



今回、番組調査員の活動はゼロ。本来なら各ネタごとに各国に調査員(芸能人)を派遣してリポートを取ってこそ番組の意義もあろうものなのに、おかげでスタジオトークの意味もまるでなし。

今までの調査員の質問題などとは比較にならないほど、番組自体のやっつけ仕事っぷりが悲惨でしたな。

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