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zoom RSS 2011夏の新アニメ感想

<<   作成日時 : 2011/07/17 23:16   >>

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まずは前期で終えた作品について少々。
前期のワーストは断トツで『もしドラ』。月〜金曜×2週の集中放送でなかったら早々に途中離脱してました。感想を書き出したら長くなったので別記事に分割。こちらからどうぞ。

良かった中では『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』。引きこもり主人公と旧友たちの再交流という図式はともすれば陳腐なドラマになりかねないところを絶妙なキャラクター描写で引き込んでくれました。それだけに最終回のかくれんぼのくだりは残念。子供時代にかくれんぼをする姿を伏線として描写してあればまだしも、キャラがエキセントリックすぎて見ているコチラはおいてけぼりを食らった感じ。決めた構図に当て嵌めようとし過ぎる作りは同じスタッフの手による『とらドラ』でも感じたことなので、風呂敷の畳み方が苦手なのかもしれない。

では、今期のアニメ初回チェック感想をば。



【日曜日】
  • 『ぬらりひょんの孫〜千年魔京〜』(MX/夕方5:30)
    (→BS11/土曜深夜0:00)
    妖怪の血を受け継ぐ中学生とその仲間の妖怪たちの活躍を描く第2期。初回は主人公・リクオの幼き日を描く前日譚で初見の人間でもすんなり見れる作り。前作同様、普通に少年向けアニメ。

  • 『魔乳秘剣帖』(TVK/深夜1:00)
    (→MX/月曜深夜2:30)
    乳こそがこの世の理、豊乳は富であり絶対、貧乳は人に非ず……てな豊乳こそ正義の時代劇エロアニメ。笑いに転換したネタだったら面白そうな設定なのに、エロ目的なら18禁OVAの世界でやれって話。光ボカシで隠せばOKという感覚の麻痺がああいう都条例を生む土壌になっているのに、当の業界が売らんがための暴走を止めないのではもはや自業自得でしかない。

  • 『異国迷路のクロワーゼ』(TVK/深夜1:30)
    (→テレ玉/月曜深夜1:05)
    (→MX/月曜深夜1:30)
    フランスに単身奉公に来た日本人少女・湯音(ユネ)と若き看板職人・クロードの異文化交流を描く。初回、湯音がクロードが修理した看板を誤って壊した責任を感じて母の形見の着物を手放す展開で、クロードは再度修理した看板で相手を納得させているのに、どういう理由で着物を詫びとして渡したのだろう。湯音の行動は結局クロードに着物を買い戻させることになる無思慮な行為にしか見えないし。こうした湯音の行動・仕草を可愛いと思えるかどうかで評価が分かれそう。



【月曜日】
  • 『夏目友人帳 参』(テレ東/深夜1:30)
    妖怪の姿が見える少年が、祖母の遺品にあった妖怪の名が記されている"友人帳"を持ったことで、様々な妖怪たちとの日々が繰り広げられる物語──の第3期。初回は初見の人にもわかるような導入部を織り込みつつ、きちんと1エピソードとしてまとめられていて見事。またこの空気感を味わえて嬉しい。

  • 『ゆるゆり』(テレ東/深夜2:00)
    中学入学した主人公が1年上の幼なじみ2人が所属する"娯楽部"に入部するという、緩い日常4コマ系アニメ。タイトルは緩い百合の略。原作は4コマ漫画ではないけど小ネタの並べ具合は4コマのそれ。さすがに娯楽部という設定は許容できん。これを見ようという人には女子が適当な会話をしている姿を見れる方便ならどうでもいいんでしょうけどね。内容は既存作品の各要素を何ひとつ上回らないので、よほどキャラ萌えでもしないとキツいのでは?

  • 『快盗天使ツインエンジェル〜きゅんきゅん☆ときめきパラダイス!!』(TVK/深夜1:45)
    (→テレ玉/火曜深夜1:05)
    (→MX/水曜深夜2:30)
    (→BS11/金曜深夜0:00)
    元気っ娘とおしとやかなお嬢様の2人組が夜な夜なツインエンジェルに変身して悪者に奪われた宝物を取り返す。キャラデの方向から作画まで90年代にOVA全2巻とかで作られていそうなアニメ。変身魔法少女系統のパロディとしても古式ゆかしい作りで、昔のOVAを地上波放送していると思って見てちょうどいい感じ。田村ゆかり+能登麻美子を堪能したい人向けか。



【火曜日】
  • 『神様ドォルズ』(テレ東/深夜1:30)
    大学進学を機に閉鎖的な村から東京に出てきた主人公。不慣れな合コン帰りに死体と出くわすが、それは村で幽閉されていたはずの幼馴染の仕業だった。幼馴染には村で神と崇められる"案山子"を使役する力があり、追い掛けて上京してきた主人公の妹と一戦交えるが……といった初回。複雑な設定を物語上できれいに説明しているのは見事。あとは伝奇風な語り口がどこまで続くか。妹のキャラだけ毛色が違うのが気になります。表面的な能力バトルに傾倒しなければいいのだけれど。

  • 『セイクリッドセブン』(TVK/深夜1:45)
    (→MX/金曜夜10:00)
    (→テレ玉/金曜深夜2:05)
    過去に己の中に秘めた力が暴走したことのある主人公の元を謎の少女が訪れ、"悪石"と呼ばれる魔物が暴れる事態に力を貸して欲しいと願い出る──。少女によって力を正しく解放されるヒロイック性は王道でいい感じ。変身した姿が妙なスタイリッシュさに走っていないベタな感じも個人的には好み。匙加減はさすがサンライズといったところか。

  • 『猫神やおよろず』(MX/深夜2:30)
    (→テレ玉/木曜深夜1:05)
    (→BS11/金曜夜11:00)
    神力を奪われ地上に追放された猫神少女が人間の家でグータラ過ごし、ご町内の友達の神様たちとドタバタを繰り広げる。特に何か起こることのない日常観察コメディなので、キャラを好きになりまったり見る人向け。ネタはド定番で面白くはないけど、演出にキレがあればもう少し楽しめる作品になったように思えます。



【水曜日】
  • 『ウルトラマン列伝』(テレ東/夕方6:00)
    ウルトラマンゼロをホストにした総集編+セレクション。新作じゃないのは残念だけど、久々の地上波ウルトラは嬉しい。是非ともこれが次のTVシリーズに繋がって欲しい。



【木曜日】
  • 『うさぎドロップ』(フジ/深夜0:45)
    ノイタミナ枠。主人公は30歳の男。祖父の葬式で見慣れぬ幼い少女・りんと出会うが彼女は祖父の隠し子だった。親戚一同、彼女を引き取ることを躊躇する中、主人公が引き取ると宣言する──。葬式に集まる親戚描写が絶妙で、特に姪っ子のイライラ行動は主人公と共に見事にりんに感情移入させてくれる。女性誌原作らしい雰囲気。独身男と賢い少女の共同生活という構図は女性読者(視聴者)にとって同性を排除した理想の仮想世界のひとつなのだろう。

  • 『NO.6』(フジ/深夜1:15)
    ノイタミナ枠。管理された未来都市でエリートコースを歩む主人公。ある台風の夜、どこかの施設から逃亡したらしき少年を助ける。少年は主人公の暮らす都市"NO.6"の裏の顔を知っている風だったが──。あさのあつこ原作のSF小説のアニメ化。タイトルから『プリズナーNo.6』を想像したらこっちは都市名だった。このまま地味SFしてくれたら楽しめそう。

  • 『森田さんは無口』(テレ玉/深夜1:00)
    考え過ぎて無口になる女子高生・森田さんとその友人らの日常を描く4コマ系アニメ。5分枠とは思わず放送時間が理解できなかった(テレ玉は1:05から『猫神やおよろず』なので)。森田さんのキャラ造形は主人公の友人の1人で十分なキャラだと思うが、それでは本作に何の特徴もなくなるか。

  • 『アイドルマスター』(TBS/深夜1:25)
    (→BS-TBS/土曜深夜1:00)
    今回は原作のアイドル育成ゲーム設定通りのアニメ化。ゲーム未プレイで『ゼノグラシア』を楽しめた私には、アイドルキャラの仕草をただ見せられるだけの内容はキツい。ドキュメント映像撮影風な構成も一見さんには正直キモいだけ。逆に言えば徹底したファン向けアニメなので、作画も良さげだし、アイマスに萌えている人なら楽しめるんじゃないでしょうか。

  • 『まよチキ!』(TBS/深夜1:55)
    (→BS-TBS/土曜深夜1:30)
    学園の理事長の娘に仕える同い年の執事・スバルは学内にファンクラブが出来るほどの人気。女性恐怖症の主人公はひょんなことからスバルが女だと知ってしまい……という設定だが、スバルは最初から女にしか見えないので落差がまるでない。物語冒頭の女生徒たちの黄色い声援は男装キャラに対するものかと思ってしまった。導入部が駆け足すぎるけど、この手のラノベ原作は初期設定をさっさと切り上げないと飽きられそうなのである意味正解か。作画は最近の流行りのラインで安定。微エロを求める層にはウケがいいんじゃなかろうか。

  • 『バカとテストと召喚獣 にっ』(テレ東/深夜2:15)
    クラス対抗で学力点数バトルを繰り広げるライトノベル原作アニメ第2期。初回はそんな設定の欠片もないただの日常水着回。既知のものとして繰り広げられるキャラの掛け合いは初見の人間にはただのテンプレでしかない。シリーズファン向けですね。



【金曜日】
  • 『神様のメモ帳』(MX/深夜1:00)
    (→TVK/土曜深夜1:30)
    (→テレ玉/土曜深夜1:35)
    自己の平凡さを自覚している主人公(男子高校生)は、ひょんなことからニート探偵を名乗る美少女と出会う。モノローグ多めで世界に埋もれていると言いながら特別な存在かのようなラノベによくいるキャラが主人公な時点でうんざりし、ニート探偵少女の探偵気取りな言い回しの決まらなさに辟易する。探偵少女の手足となって動く3人組のキャラ造形とか中二の妄想のような作品。安楽椅子探偵としての能力も微妙な素人の探偵ごっこ。ウケの良さそうなワードが散りばめられているのでそれらに惹かれる人向け。

  • 『いつか天魔の黒ウサギ』(テレ玉/深夜1:05)
    (→TVK/水曜深夜1:45)
    (→MX/水曜深夜2:00)
    幼い頃に美少女魔女に"毒"を与えられた主人公。その記憶は夢としてぼんやりしたものだったが、ある日、死んだことで彼女のことをハッキリと思い出す──。殺すという言葉の軽さがいかにもなラノベ。魔術描写等、異能力物深夜アニメのテンプレなのでこの手合いを好きな人には必要十分な出来かと。不自然なパンツ見せアングル多数。隠したり隠さなかったり、光ボカシをかける基準はよくわからん。

  • 『ダンタリアンの書架』(テレ東/深夜1:23)
    1920年頃のイギリス。蒐書狂(ビブリオマニア)だった祖父が亡くなり、その蔵書を受け継いだ主人公は祖父の屋敷の地下で不思議な少女と出会う。2人は"幻書"と呼ばれる本により起こる事件を解決に導く──と、まあ、書物縛りの妖魔ハンターみたいな話か。特に抑揚もなく、平均的ラノベ原作深夜アニメの出来だったけど、ガイナックス製なのか。放送前週の作品舞台背景を説明する特番は理解するのに効果がありました。

  • 『BLOOD-C』(TBS/深夜1:55)
    BLOOD、BLOOD+に続くアニメ第3弾。女子高生が制服姿で日本刀を振り回し返り血を浴びる、というBLOODのキャッチーな部分を継承するもまったくの別作品。今回はCLAMPが関わっているようだけどタイトルのCはCLAMPのCか? ゴテゴテした制服デザインはあまり好みじゃない。超少女明日香よろしくセーラー服だからいいのに。主人公の家が神社だったり敵がアヤカシ的だったりと和風テイスト。CLAMP起用からして女性向けな作りになってます。

  • 『輪るピングドラム』(TBS/深夜2:25)
    余命幾ばくもなかった妹が水族館で買ったペンギンの帽子の力で別人格として生き返ると、2人の兄に"ピングドラム"を手に入れるよう迫る──。幾原監督の久々の監督作。生存戦略のあのシーンは本物が来たーって感じ。近親相姦を暗喩させる表現など実に"らしい"作品に仕上がってます。面白いかどうかの判断はまだできないけど、評価は最終話まで見てから下せばいいと思わせる作品。個人的にはペンギンがツボすぎる。



【土曜日】
  • 『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%』(MX/深夜0:00)
    芸能専門学園に入学した作曲家志望の主人公が様々なアイドル志望のイケメンに囲まれる。乙女ゲーム原作の女性向け逆ハーレムアニメ。ガタイのいいイケメンが振り付きで歌い踊る様は男目線だとちょっとついていけん。個人的には主人公の黄色い瞳に違和感を感じるけど今時はアレが普通なの?

  • 『ロウきゅーぶ!』(TVK/深夜0:30)
    (→MX/火曜深夜1:30)
    (→テレ玉/水曜深夜2:05)
    籠球=バスケ。部長の不祥事で1年間の部活動停止となった高校バスケ部の主人公が、小学校の女子バスケ部のコーチを頼まれる。基本はキャラ萌えながら部活動描写がちゃんとあるのでそこそこ見れてしまう。メイド服やシャワーシーンといったいかにもな媚び描写が邪魔に感じるけど、本作を視聴する層の目的はたぶんそっち。初っ端、男子部との試合シーンから始まるので、おそらくコートの使用権か女子部の廃部を賭けた勝負か何かだろうと思ったら案の定。萌えを求める層にはドラマ部分が余計で、ドラマを求める層には萌え要素が余計という作りがこの先どうでるか。

  • 『R-15』(TVK/深夜1:00)
    (→テレ玉/月曜深夜2:05)
    (→MX/木曜深夜2:30)
    ポルノ作家として活躍する男子高校生が学園生活の中でクラスメートたちを元に様々なエロ妄想をする話……なのか? 主人公が己のエロ妄想力を抑えられないところは笑ったが、そりゃ中学時代に白い眼で見られても仕方ないわ。妄想シーンが売りなだけで話自体は面白くない。これも18禁OVAでやれって代物ですな。



全体的な質はいつも通りでした。
今期はピングドラムと出会えただけで満足。

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