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zoom RSS 2011夏の新アニメ感想余談──『もしドラ』感想

<<   作成日時 : 2011/07/17 23:00   >>

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前期のワーストは断トツで『もしドラ』

他の作品を比較するのが申し訳ないほどのゴミ。そういえば昔、新アニメ感想で『ドルアーガの塔』の第1話に対してキツく言ってゴメンなさい。夢の世界側の話を地上波で流した仕掛けはやはり肯定できないけど、これに比べれば全然マシでした。

そもそも原作のあの表紙絵で「野球部の女子マネージャーがドラッカーのマネジメントを片手にマネージャー業をする」という内容からして、既に話題性で売るだけのスカスカな代物だろうと想像はしていたので予想通りではありましたけど。



本作にはドラマどころか人の感情が描けておらず、野球は添え物以下で見るに堪えない。

投球数を減らすためにボール球を投げない作戦とか小学生以下の発想。監督が客観的に選手を判断するためといってマネージャーに下駄を預けちゃうけど、監督が自身の野球論を元に客観的に選手を見れずにどうするのか。他にも新入部員は無駄に多く要らないからとマネージャーが選別したり、部活動の存在意義というものをまるで無視する内容です。

これが主人公の親友である不治の病の元マネが亡くなる前後の辺りで主人公がドラッカー妄信を否定する物語になるならまだ救いもありますが、親友の死を前にしても「マーケティングが出来ていなかった」などと言い放った時にはもはや酷いというより気持ち悪かった。完全に宗教漫画や企業漫画のノリです。

例→はちま起稿「進研ゼミ春休み漫画…救いがなさすぎるだろ」
http://blog.esuteru.com/archives/2801445.html


それでいて決勝戦は「死んだ元マネが見守っているから勝つ」というマネジメントも何もあったもんじゃない展開。下手するとマネジメントを信仰すれば守護霊が守ってくれるとでも言いそうな勢いです。まともな野球ドラマなら主人公はマネジメントを破り捨て、野球はそんな机上の論理でどうこうなるもんじゃないとがむしゃらになる場面ですが、そんなことは起こるべくもなく。

まあ、実力が並程度のチームがたかだか普通の練習をするようになっただけで、急に地区大会で何試合もコールド勝ちをするチームに変貌したところからして推して知るべしということですな。



ただし、本作がマネジメントを解説するためのツールとして「ドラッカーのマネジメントを強引に高校野球で置き換えてみた」というノリに徹していればそれほど腹が立つこともなかったやもしれません。最終回のキャプテンのインタビュー「どんな野球をしてもらいたいか我々はそれをマーケティングしたい」というトンデモ発言ですらネタであれば成立したことでしょう。

しかし、実際に見せられたのはマネジメントを妄信するカルト野球集団であり、キャプテンのインタビュー内容にきょとんとするマスコミの姿がまさに我々視聴者の姿そのものでした。あのマスコミ描写はアニメ製作スタッフによる最後の抵抗であってほしいと心から願ってやみません。



NHKは原作の中身をきちんと吟味せずに踊ったのか、話題性でウケればどうでも良かったのかはわかりませんが、どちらにせよこんなものを書いた原作者を紅白の審査員に呼ぶようでは救えませんわ。

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