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zoom RSS 著作権法改正しても売れないCD

<<   作成日時 : 2012/11/13 21:46   >>

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違法ダウンロード刑事罰化・DVDリッピング違法化という著作権法改正案が施行されて早一ヶ月。結局、大方が予想した通り施行後もCDは売れていないようで。まあ、これで売れない原因が違法ダウンロードではなかったということはハッキリしたかと。



前回記事でも書きましたが、違法ダウンロードする人間は、元々、正規の商品を買う習慣のない存在であり、違法視聴による損害額などというものは元々一銭も存在していません(だからといって違法視聴をしていいわけではありません)。

しかも今回は、ネット動画の仕組みをまるで理解しない人間によって作られた「警察が恣意的に利用できうる出来損ないな法律」となったため、今までYouTube等で音楽を試聴するなどしていた購買層からも「痛くもない腹を探られたくない」と試聴すら敬遠されるようになってしまったのではないでしょうか。

先日のなりすましウイルスによるIPアドレスの件の捜査状況を見れば無知な警察が今改正案も無造作に運用するのが目に見えています。私も10月1日以降はYouTubeの利用が減ってブログに貼ることも避けるようになってしまいました。



では、CDが売れないのは何が原因なのか。

ズバリ言えばJASRACのせい。

歌は世につれ、世は歌につれ。
昔は街角に流行歌が流れ、耳に馴染んだ歌に興味を持てばレコードを買ったり音楽番組を見たりと、音楽は生活と共にあるものでした。

それを破壊したのがJASRACの権利商売。

スーパーだろうが喫茶店だろうが商用施設で音楽をかける時は"みかじめ料"を払えという商売。それが街角から音楽を消してしまった。昨今のテレビ離れも加えて、音楽に触れる機会は激減しました。

地上波映画枠の話でも書きましたが、見よう聴こうとする能動的行為にのみ頼っていては市場は縮小していくばかり。見たい聴きたいと思わせる市場作りのためにはそれ相応のプロモーションが必要ですが、昔はそれを街角や二本立て興行が担ってくれていました。

権利商売はそこを見ずに目先の金勘定だけで締め付け、結果、今の惨状へと繋がっているわけです。

街角で流れる音楽は違法アップ&ダウンロードとは違います。
そこに音楽データのやりとりはありません。
人の耳に、記憶に残るだけの世相の一つに過ぎないのですから。



テレビ放送で楽曲を使用する行為は視聴=商売のため、使用料を著作権者に支払う必要があります。JASRACはその事務部分を簡便化するための建前の存在と言ってもいいかもしれません。

使用した楽曲の把握などおよそ不可能であり、まとめて支払われる使用料の再分配などまともに行なえているとも思えません。

この商売に旨味を覚えて一般人にまで「チョサクケンガー」を押し付けるようになったのが今のJASRACであり、今の音楽不況はその旨味商売に乗っかった音楽業界が自滅を始めただけとも言えます。



もちろん歌に魅力が無いのも要因。
これはテレビ離れと密接な関係にあると言えるかも。

昔は世の中で流行った物、人気な物をテレビが取り上げ、さらに認知度が上がるという流れで成り立っていました。テレビはあくまでも箱であり、箱の中で完結する文化でした。

ある時、テレビは自分たちでコンテンツを持つようになります。映画やイベント、果てはタレント、歌まで。そして世間で流行るようにとテレビでそれらを流すようになります。ここで社会を映す鏡としてのテレビは死滅し、内輪で金勘定をするだけの代物となりました。

公共の電波の私物化です。

韓流押しのフジを筆頭に電通によるAKB押しの蔓延など、例を挙げる必要も無いでしょう(「嫌なら見るなと言われたので」)。

今やテレビは世間の魅力ある物を汲み上げんとする労力を省き、自分たちが押す物に魅力がなかろうが魅力ある物として放送するだけの簡単なお仕事に成り下がりました。世間で磨かれずして電波に乗せるからレベルも低くなろうというものです。



あとリッピングに関して。

自分で使う範囲でのコピーは認めたままでいて欲しかった。例えば「BDソフトを買って、余所に持っていってポータブルDVDプレイヤーで見るためにDVDにコピーをする」という行為のどこに問題があるのか私にはわかりません。

リッピングして作られた海賊版を販売したり違法アップする人間だけを取り締まればいいだけなのに、正規に購入して視聴する人間までもを犯罪者予備軍扱いされては購買欲も低下します。

だったらせめてアニメBD/DVDは1巻2話収録なんて売り方をやめてほしい。テレビシリーズなんて買うと決めたものはどうせ全巻買うんだから1巻4話収録で値段が倍になっても同じです(まあ、単価が安い方が手に取ってもらえる分母が増えるのは分かりますけど)。

この辺はシングルCDの存在も同じ。昔はシングルレコードなどから録音して好きな曲を集めたオリジナルテープを作って聞いていたものですが、そういう行為が出来ないならシングルCDなんて買いたくありません。ベストアルバムだけで十分です。



ちなみにβ時代、LD時代から、傷、紛失などのトラブルを避けるために人に貸す時はVHSにダビングして渡していました(そもそもβデッキやLDプレーヤーを持っている人が少なかった)。そういった行為も違法となると知人に「それ面白い?」と聞かれた場合は「面白いから自分で買うか借りるかして」としか言いようがなくなります(LDにコピーガードが無いというのは置いといて)。

地デジのコピーガード(ダビング10)も同じで、DVD-RWディスクにムーブした番組の場合、後から知人に録画し損ねたからディスクにコピーして頂戴と言われてもマスターディスク1本しかない状態ではどうすることも出来ません。

街角から音楽が消えたことと、人と人とのコミュニケーション道具として機能しなくなった地デジ環境やBD/DVD環境は根は同じ。

みんなJASRACが悪いんや。

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