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zoom RSS 2016冬の新アニメ感想

<<   作成日時 : 2016/02/29 00:00   >>

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遅ればせながらの今期の新アニメ初回チェック感想。
ようやくおそ松ショックから立ち直ってアニメを見る気になれました。



【日曜日】
  • 『虹色デイズ』(MX/夜10:00)
    男子高校生4人の学園生活を描く15分枠コメディアニメ。別マ原作だけど少女漫画っぽさは薄い。男子高校生4人のちょっとお馬鹿な日常を描きたいのか少女漫画的恋愛模様を描きたいのか中途半端。

  • 『大家さんは思春期!』(MX/夜10:27)
    新生活で風呂無し六畳一間のアパートに越してきた男。そこに現れた女子中学生。彼女はこのアパートの大家さんでした……というまんがタイム系4コマ原作3分枠アニメ。女子中学生大家というちょっと天然でズレたキャラをニラヲチするだけの作品。

  • 『Dimension W』(MX/夜10:30)
    XYZ軸に続く第4の次元軸Wの発見により無尽蔵のエネルギーを取り出せるようになった世界。そのエネルギーを使用するための装置《コイル》。不正なコイルの回収を生業にしている主人公は、とある現場で人間の少女と見紛うアンドロイドと出会う……。ヤングガンガン原作。主人公は五右衛門っぽい風体や機械オイルに塗れるアナクロさなどでアウトローキャラだとわかりやすい。少女アンドロイドを軸にシステムの裏に隠されたドラマが展開するのだろうが、コイルに生活のほとんどが委ねられている世界でそのコイルの開発者がスケープゴートにされエネルギー全てが断たれる展開は『ジャイアントロボ』のシズマドライブを容易に想起させる。本編クオリティはしっかりしているが梅津泰臣作のOPはそれを上回って良い。

  • 『灰と幻想のグリムガル』(MX/深夜0:30)
    たった一匹のゴブリン狩りに四苦八苦するパーティ。彼らはある日、気がつくとこの世界にいた少年少女たちだった。記憶のない中、案内人に促され、数人ずつでパーティを組んだ際の残り物メンバー。彼らはこの世界で生活していくために努力する……というラノベ原作アニメ。よくある異世界召喚モノをリアルにシミュレートしたらどうなるか、というアプローチの作品。描写が丁寧で生活を実感させる面白さは確かにあるけど、逆にバカ丁寧すぎてテンポが悪い。このアプローチを全面的に受け入れられれば良作か。

  • 『シュヴァルツェスマーケン』(テレ東/深夜1:05)
    第二次大戦後、東西に分断されたドイツ。1967年、人類は月面で異星起源種BETAと接触、戦争が勃発。6年後、BETAは中央アジアに落着。人類は冷戦のただ中、BETAとの生存を賭けた戦いに突入。10年後、最前線となったドイツ民主共和国=東ドイツ。BETAの欧州侵攻で窮地に追い込まれた東ドイツは戦力維持のため国家保安省《シュタージ》による国民監視体勢を敷く。国家への恐怖から親兄弟でさえ互いを監視・密告する社会となった……という状況設定で始まるラノベ原作アニメ。アダルトPCゲーム『マブラヴ オルタナティヴ』のスピンオフ作品。人型ロボのパイロットが少年少女ばかりで、中二病のガキが上っ面の台詞を吐くごっこ遊びにしか見えない。やはり同作スピンオフの『トータル・イクリプス』でも同じ感想を抱いたので、そもそも元の作品からして肌に合わないんだろうと思う。



【月曜日】
  • 『赤髪の白雪姫[2期]』(MX/深夜0:00)
    林檎のような赤い髪をした少女・白雪とその仲間たちの日常と活躍を描く少女漫画原作アニメ第2期。白雪がなんやかんやと外交的責務を負わされる展開。カウントは第13話で普通に前期からの続き。城の薬室務めになってたり第二王子との関係性など女性ウケする主人公像は健在。この手の王道さが好みなら存分に楽しめるはず。

  • 『最弱無敗の神装機竜(バハムート)』(MX/深夜0:30)
    クーデターによって滅ぼされた旧帝国の皇子だった主人公は、新王国の元で恩赦を受ける代わりに莫大な借金を背負い、あらゆる雑用を引き受ける契約を科せられていた。仕事中に風呂の屋根を踏み抜いて入浴中の王女を押し倒したことから、彼女と《機竜》による決闘をすることになる……という初回。今期の「最弱評価だけど実は最強主人公がラッキースケベでヒロインと決闘する」テンプレラノベ原作アニメ。亡国の皇子の強引な設定はテンプレ構図にするための舞台装置でしかない。中身が無くても構わず絵柄でただ萌えたい人向け。

  • 『てーきゅう[7期]』(MX/深夜1:05)
    テニスをほとんどしない女子テニス部の面々の日常を描く3分枠ギャグアニメ第7期。今期もOPがイマイチ。

  • 『魔法少女なんてもういいですから。』(MX/深夜1:16)
    普通の女子中学生が帰宅途中にゴミ捨て場にいた変な生き物から魔法少女になる腕輪を貰うが、変身すると水着のようなコスチュームだった……というWebコミック原作5分枠アニメ。よくある変身魔法少女パロディ作品以上でも以下でもない。

  • 『蒼の彼方のフォーリズム』(テレ東/深夜2:05)
    海辺の田舎町に転校してきた天然少女。空を飛べる靴《グラシュ》をうまく扱えないのに成り行きでフライングサーカス上級者と草試合をすることになる……という初回。普通校でも全員にグラシュ強要するおかしな世界。空を飛ぶのが日常なのに制服はスカートのまま。架空競技の練り込みの無さ。設定が上っ面だけの突飛すぎる代物で、登場人物らも上っ面だけのキャラ造形で、物語も上っ面だけの羅列。原作がアダルトゲームと知り納得。



【火曜日】
  • 『プリンス・オブ・ストライド』(MX/深夜0:30)
    障害物のある街中のコースを駆け抜ける競技《ストライド》。身体能力の高い新入生の男子校生がひょんなことからメンバーが足りていない高校のストライド部への入部を賭けて勝負することになり……という初回。架空競技のスポーツ物でポスト『Free!』狙いかと思ったら、話の作りやキャラ造形は乙女ゲーレベル止まり。ヒロインの役割を作るためかわからんがリレータッチ部分に競技性を無理に与えすぎ。『蒼の彼方のフォーリズム』もそうだけど架空の競技をでっち上げるなら正当性のあるルールを組み上げてほしい。作り手の都合で出来ているエセスポーツではスポ根的にノリきれない。



【水曜日】
  • 『無彩限のファントム・ワールド』(MX/深夜0:00)
    十数年前に起こった研究施設爆破事件で人の脳が突然変異するウイルスが流出。今まで架空の存在と思われていた幽霊や妖怪=ファントムが認識できるようになった世界で、ファントム封印能力を持つ主人公たちの学園生活を描く……。本作は学生が部活動でファントム退治をする設定に納得するところから。中身は『境界の彼方』をさらに緩くしたノリで薄っぺらい。京アニ作画で萌えたい人向け。

  • 『SUSHI POLICE』(MX/深夜1:00)
    海外の間違った寿司を取り締まるスシポリス3人の過剰なまでの活躍を描く5分枠CGアニメ。松下進系のキャラデで、外人が思い描く変な日本人像まんまのベタな内容。海外ウケでも狙っているのか。アメリカンジョークでHAHAHAと笑える人向け。

  • 『この素晴らしい世界に祝福を!』(MX/深夜1:05)
    勘違いで死んだ引きこもりでゲームオタクの主人公は、性格の悪い女神から魔王の支配で荒れて人材が不足する異世界への生まれ変わりを勧められる。何かひとつ持っていけると聞いた主人公は女神を選び、2人一緒に異世界へと飛ばされた……というラノベ原作アニメ。異世界召喚モノのお約束をギャグに振ったノリは『灰と幻想のグリムガル』の真逆。いざ冒険が始まるかと思いきや肉体労働に終始するスカシには笑った。作画はお世辞にも整っているとは言い難いけど、ギャグ作品としては動いてナンボなのでむしろこれがいい。

  • 『ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜』(MX/深夜1:35)
    高校から清楚で乙女なキュートガールになるためチカは吹奏楽部に入部するとそこには幼馴染みのハルタがいた。2人は校内で起こる数々の事件を解決していく……という推理小説原作アニメ。アバンで吹奏楽部の青春アニメと思ったら本編は推理アニメだった。複数要素は各要素の薄さに繋がり、日常推理モノとしては『氷菓』、吹奏楽モノとしては『響け!ユーフォニアム』をそれぞれ下回り二番煎じ感も否めないが、気軽に見るには十分楽しめる。



【木曜日】
  • 『アクティヴレイド-機動強襲室第八係-』(MX/夜10:00)
    作業用パワードスーツ《ウィルウェア》による犯罪に対抗するため、様々なしがらみの元、防衛省からの押し付けで警察庁に創設された実験的部署「第五特別公安課第三機動強襲室第八係」通称ダイハチの活躍を描く……。組織の枠から外れた集団描写は『パトレイバー』っぽく、主人公らの活躍シーンは『TIGER&BUNNY』っぽい。JR路線を間借りする発進シークエンスは日本の行政ならありそうで面白い。パト同様、事件がどれだけバラエティに富むか次第。

  • 『少女たちは荒野を目指す』(MX/夜10:30)
    人望はあるが本人は夢が無いことを悩む男子高校生。ある日、クラスメイトの孤高の美少女にデートらしきものに誘われるが、実はギャルゲー作りへのお誘いだった……というギャルゲー原作アニメ。初回はじっくりと主人公周りを描写していて真っ当な青春アニメかと思ったら、2話以降はよくあるオタク部活日常アニメだった。タイトルの荒野とは厳しいギャルゲー業界のこと。中身は業界ネタを部活動に落とし込んだだけ。タイトルでジャンルがわからなかっただけにガッカリ感は否めない。

  • 『ノルン+ノネット』(MX/夜11:30)
    17歳になった時に迎えにくる船に乗れと言われていた1人の少女。少女の前に現れた少年は植物を操る不思議な能力を持っていた。彼に連れられた先は船と呼ぶにはあまりに巨大な空飛ぶ人工物だった……てな乙女ゲーム原作アニメ。世界は大正昭和程度の文明レベルなのに主人公ら少年少女が現代の学生服っぽい服を疑問も抱かず着ていたり文明レベルの差を何も感じていない点に違和感。タイムスリップがあるにせよ、記憶も無くその時代で生きれば感覚は染まるだろうに。まあ美男美女の綺麗な世界の乙女ゲームに地に足をつけた描写を求める方が間違いなんだろうけど。

  • 『おじさんとマシュマロ』(テレ玉/深夜1:00)
    マシュマロ大好きな中年サラリーマンと彼に思いを寄せているが素直になれない年下OLが繰り広げるおかしな日常を描くWebコミック原作5分枠コメディアニメ。青年誌辺りで見かけるシチュエーションをオタ向けにさらにカリカチュアライズしたものでネタは緩い。微笑ましいツンデレを楽しむ。

  • 『僕だけがいない街』(フジ/深夜0:55)
    ノイタミナ枠。事件事故の直前にタイムリープする能力がたまに発現する主人公。交通事故を未然に防いで入院した主人公を田舎から母親が見舞いに来るが、ある夜その母親が何者かに刺殺される。その直後、主人公は小学生時代へとタイムリープした……。ヤングエース原作。おそらく主人公は幼い頃に起こった連続誘拐殺人事件を防ごうと奔走し、現在で母親を殺した犯人へと迫る展開になるのだろう。ネタは好みなのでパズルのピースがハマる快感を期待したい。

  • 『暗殺教室[2期]』(フジ/深夜1:25)
    とある中学の1クラスが謎の生物「殺せんせー」の授業を受けながら彼の暗殺を狙う日々を描くジャンプ原作アニメ第2期。物語は前期の夏期講習からそのまま続き、可もなく不可もないクオリティもそのまま維持され、普通に楽しめる。

  • 『ファンタシースターオンライン2 ジ・アニメーション』(TBS/深夜1:46)
    ある日、生徒会に呼び出された主人公はいきなり副会長に任命される。与えられた仕事はオンラインRPG《PSO2》をプレイすることだった……というセガの同名ゲームを元にしたアニメ。PSO2世界のアニメ化ではなく、PSO2というゲームをプレイする姿を描くというまさかのホビーアニメ感覚。本編はPSO2のチュートリアルに終始。TCGアニメ同様、プレイしない身には面白さがわからない。

  • 『だがしかし』(TBS/深夜2:16)
    片田舎にある駄菓子屋を継ぎたくない男子高校生。ある日、大手菓子メーカーの社長令嬢が駄菓子業界では名だたる彼の父親をスカウトに来た。彼女は男子高校生を立派な駄菓子屋の跡取りにするべく、日々、駄菓子ライフを満喫する……。サンデー原作。蘊蓄自体が薄い上に無駄に引き延ばす演出で駄菓子要素が作品の中心にない。結果、キャラ萌えさせようとするだけの中身の無い日常アニメと化している。無駄なパロディを入れる作り手の意識の低さ。飽きる。



【金曜日】
  • 『ディバインゲート』(MX/夜10:30)
    6つの属性の異能力があり、それぞれの適合者が少なからず存在する近未来的世界。適合者によるトレインジャックに巻き込まれた少年。彼はかつて家族から酷いネグレクトを受け、学校では親殺しと噂されていた。事件をきっかけに適合者のためのアカデミーへと誘われるが……という初回。能力属性だけでなく魔界やら天界やら世界観周りの二重三重の設定にうんざり。案の定スマホゲーム原作だった。話の質は子供向けホビーアニメレベル。中二病くさい雰囲気が好みの人は楽しめるんじゃなかろうか。

  • 『ウルトラスーパーアニメタイム[3期]』(MX/夜11:00)
    30分3本立て。『おしえて!ギャル子ちゃん』はギャル、オタク、令嬢の3人の女子高生らの日常を描く。見た目ギャルだけど中身は初心という漫画ファンタジー。会話のネタがシモ寄りなだけのよくある女子高生日常観察モノ。『石膏ボーイズ』は石膏胸像男子4人によるアイドルグループの日常を描く。無機物の擬人化がシュールで面白い。新人女子マネージャーは美大出身だが石膏に嫌気が差して芸能事務所に入った人間。この人物配置がギャグ作品足らしめていてテンポがいい。『旅街レイトショー』は1話完結のショートショート。残像処理による紙芝居アニメで、いい話系の優等生的内容と相まってNHK教育にありそうな無難な仕上がり。一般層にウケが良さそう。

  • 『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり[2期]』(MX/深夜1:05)
    異世界と門(ゲート)で繋がった日本の銀座。門の先を「特地」として自衛隊が派遣され、彼の地の帝国との講和を目指すファンタジー小説原作アニメ第2期。前期ラストでダークエルフが炎龍退治の依頼にきた続きから。武力行使に一定の歯止めがある自衛隊及び日本という存在が、武力=外交の価値観の異世界でどう立ち回るかをロジカルに描く面白さはそのままに、悪意をもって暗躍する勢力が新たなスパイスとなっている。自衛隊叩きを目論んでいそうなマスコミの絡みなどもあり、早くも3期を期待してしまう。

  • 『紅殻のパンドラ』(MX/深夜1:40)
    最新設計の技術都市と最高級のリゾート地が一ヵ所に同居する島《セナンクル・アイランド》を全身義体の少女が訪れたところから物語は始まる。謎の女性科学者と出会ったことから、巨大な掘削メカの暴走で街が破壊される事件に巻き込まれてしまうが……という初回。コウカクというタイトルに全身義体で『攻殻』と何か関係あるのかと思ったら原案が士郎正宗だった。漫画は『エクセル・サーガ』の人か。全体的なテイストは90年代アニメのそれ。テンポ良く面白く仕上がっているので、まるで当時の作品を再放送で見ているような感覚。古くさいというより懐かしい。これはいい時代遅れ。

  • 『亜人』(TBS/深夜1:55)
    17年前に発見され、現在は世界で46体確認されている死亡しても生き返る人ならざる存在《亜人》。主人公は妹の見舞いの帰りに車に轢かれて死亡するが、直後に生き返ったところを皆に目撃される……。原作はアフタヌーン系列誌漫画。人ならざる者と判明してから逃走まで、人間関係描写の組み込みが活きていて小気味いい。トゥーンレンダCGもアニメ的な情報整理と実写の置き換えとしての演出が高レベルでまとまっていて違和感がなかった。このまま『東京喰種』序盤にあった地に足をつけたロジカルな展開を期待したい。

  • 『昭和元禄落語心中』(TBS/深夜2:25)
    刑務所帰りのチンピラ・強次が慰問で見た落語に惚れて押しかけで弟子入りしてきた。付き人となるが一向に落語は教えてもらえない。師匠の養女の亡き実父もかつては落語家で、強次にとっては彼の芸風の方が肌に合った。そんなある日、師匠の独演会の舞台袖で居眠りをしてしまい破門を言い渡される。復帰を願い出る強次に師匠は許す代わりに3つの約束を交わし、長い昔話を始めた……。初回は単行本付属のOVAをまとめた1時間SP。この『タイガー&ドラゴン』のような現代編も面白いが、2話からの過去編は師匠が主役となりまた興味を引く。老いも若きも演じる石田彰を堪能できるのが嬉しい。



【土曜日】
  • 『リルリルフェアリル』(テレ東/朝7:00)
    妖精の暮らす国《リトルフェアリル》を舞台にフェアリルシードから生まれた様々なフェアリルたちの日常を描く。『ジュエルペット』に続くサンリオとセガトイズ共同開発キャラのアニメ化。前枠『ジュエルペットマジカルチェンジ』から引き続きスタジオディーン制作で、今回はさらに低品質。妖精研究家を目指す人間の少年がキモい。普通に妖精に会いたい幼い少女とかじゃ駄目だったんだろうか。ブサイク妖精キャラはシニカルさウケを狙っているのだろうけどターゲットの女児に受け入れられているのかな。

  • 『ブブキ・ブランキ』(MX/夜10:00)
    主人公たち家族は遥か上空に浮かぶ島で《ブランキ》と呼ばれる巨大生命体の監視を担っていた。ある日、ブランキが暴走し地上へと落下する事故が起きる。それから10年後。子供だった双子の兄が日本を訪れたことからブランキを巡る争いに巻き込まれる……という初回。物語はなくひたすら作り手の見せたい絵の羅列に終始。トゥーンレンダCGのクオリティは高いけど、細かい機微までは描けていない。3Dでわざわざ2D的な漫画表現をさせるなら手描きで作ればいいのに。中二病的能力バトルCGが見られれば満足な人向け。

  • 『ラクエンロジック』(MX/夜10:30)
    異世界の女神と合体(トランス)して変身する能力を持つ者たち《ロジカリスト》が異世界から現れる化け物《フォーリナー》と戦うトレーディングカードゲーム原作アニメ。主人公はかつて有能な能力者だったが今は力を失った一般人で、ある日、1人の女神によって力を取り戻し無双する、という内容はラノベのテンプレ以上でも以下でもない。戦闘シーンのCGは感情表現以外は良い。

  • 『デュラララ!!×2 結』(MX/夜11:30)
    池袋を舞台にした群像劇アニメ第2期の分割3クール目。やはり話の途中から普通に始まる。分割放送が面倒でまとめて見ようとは思っているけれど、かなり今更感に襲われてます。

  • 『霊剣山 星屑たちの宴』(MX/深夜1:30)
    古代中国のとある田舎町で運命の子を探すために開かれた昇仙大会。主人公は詐欺師さながらの機転で試験をかいくぐっていく……。中国のWeb小説&コミックのアニメ化。キャラ造形から物語までどこかで見た要素の寄せ集め。絵は素人並。センスがことごとく古い。ギャグ顔を入れるタイミングなど80年代の感覚。ああいうのは軽薄短小がもてはやされた時代のファン界隈の共通認識があればこその表現なのだけど、中国ではそれがアニメの最先端のままなのだろう。中国アニメの下請けを日本のスタジオ(スタジオディーン)が請け負っただけのC級海外作品として生温く見れる人向け。

  • 『ナースウィッチ小麦ちゃんR』(日テレ/深夜2:25)
    売れないアイドルをしている女子中学生・小麦。ある日、学校の帰り道でズタボロになったうさぎっぽい生き物を手当てしてあげると、彼は小麦をマジカルの力で悪と戦う伝説のヒロイン・おキャンP娘に選ぶのだった……。『ソウルテイカー』スピンオフの魔法少女パロアニメのまさかの新作。登場人物は一新。作画の質は低めで、渡辺明夫絵に寄せたキャラデは死んでいる。00年代の駄目なOVAのノリそのもので、大仰なパロディ感覚は見ていて恥ずかしい。



今期は視聴意欲をかなり削がれたこともあり、なんとなく見れそうな程度のものはバッサリ切って、継続視聴作品を絞るまでが早かったです。こんなことならHDDが録画でいっぱいになって四苦八苦する前に早く見るんだった。あと今期はトゥーンレンダCGアニメが主力として増えたことを実感。おかげで手描きのような作画崩れは起こらなくとも動きをつけるアニメーターの力量の差は変わらずあることも実感。個人的にはまだまだ手描きアニメの優位性は揺るぎません。

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