デッドコースター

●デッドコースター

監督:
  • デヴィッド・エリス(※様々なメジャー作品の第二班監督)
出演:
  • A・J・クック(『クールボーダー』)
  • マイケル・ランデス(『ジャスティス』)
  • ジョナサン・チェリー(『House of the Dead』)
  • アリ・ラーター(『ファイナル・デスティネーション』)
  • トニー・トッド(『キャンディマン』)



前作『ファイナル・デスティネーション』で描かれた180便事故から1年後。奇跡の生還者たちが次々と謎の死を遂げたことも有名な話になっていた。そんなある日、主人公・キンバリーは友人らと自動車旅行に出掛ける。しかし、ハイウェイに差し掛かった時、彼女はハイウェイが地獄と化す《予兆》を見る。「死」の運命が変わった時から運命という名の死神が彼女らの頭上を舞い始めた……。


今度はハイウェイだ!
前作が飛行機事故という集団性で成立させていたネタだっただけに続編をどんな形で作るかと思っていたらそうきましたか。列車事故なんかにしないところに企画の本気を感じます。

いわゆる、話の骨格が同じで登場人物を入れ替えたタイプの続編としてよく出来てます。前作のラストで3人が死なずに本作も続投する続編というのもアリだったかもしれませんが、このシリーズの猟奇殺人犯はマジで《死神》なので、逃れる事は絶対に不可能だと思い知らされて物語が始まる方がやっぱりいいですね。

以下少々ネタバレなのでご注意を。

キンバリーは180便の唯一の生存者・クレアにアドバイスを求めようと精神病院を訪ねながら、けんもほろろに断られる場面があります。キンバリーはクレアを臆病者だと罵り、クレアはその後、意を決してキンバリーの元に現れるのですが……ここが唯一、私が納得出来ないところ。

だって死神に狙われているんですから怖くて当たり前。まずは電話でアドバイスを始めて、にっちもさっちも行かなくなった時に部屋を出るというなら気持ちの流れとして納得出来るんですが。

でもまあ、そんな気持ちの流れなんか気にするような作品じゃないんですよね。本作は「勢い」重視ですから。冒頭のクラッシュシーンで上がったテンションを落とすことなく走り続ける感じで、前作と作りの骨格は同じでも印象はしっかり変わってます。



最後はちょっとブラックジョーク入っちゃってますけど、それも含めてホラー映画好きなら観て損ナシ。でも、そうでない人、特にスプラッター系が苦手な人は決して観ちゃ駄目ですからね~。

★★★

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