トータル・フィアーズ

●トータル・フィアーズ

監督:
  • フィル・アルデン・ロビンソン(『フィールド・オブ・ドリームス』)
出演:
  • ベン・アフレック(『パール・ハーバー』)
  • モーガン・フリーマン(『コレクター』)
  • ジェームズ・クロムウェル(『ベイブ』)



ジャック・ライアンシリーズ映画化第4弾。
細かい部分では色々と言いたいこともありますが全体としては面白かったです。特に核がスタジアムに仕掛けられたと判明してからの東西の緊張が高まっていく感じが良かったです。

映画ライアンシリーズの1作目はショーン・コネリー出演の『レッド・オクトーバーを追え』。ライアン役はアレック・ボールドウィンでしたが、ライアンは主人公の位置にはいなかった作品。

2作目『パトリオット・ゲーム』、3作目『今そこにある危機』はライアンをハリソン・フォードが演じて、ここで初めてライアンが主人公としてのシリーズになりましたが、原作がまだまだある中でそもそもハリソンの年齢に無理があったため、今回は思い切って若返りを計ったようです(確かハリソン主演でもう1作撮る契約があったハズですが)。



今までのシリーズは無かったことにしてライアンは新米CIA情報担当官としてベン・アフレックが演じることになったわけですが、これが似合わない。

ベン・アフレックはどう見ても筋肉馬鹿タイプにしか見えないです(『ハール・ハーバー』でも同印象)。新米という部分を差し引いてもあれは使えないキャラでしょう。ところが原作者はお気に入りのようで。だからアメリカ人の感覚って分かんないんですよねぇ。この布陣でシリーズは続きそうです。まあ、成長を期待しましょう。

あと、やっぱり核の扱いが軽い。
こればかりはどうしようもないんでしょうかね。

病院でのライアンの恋人(医者)の偽善的な対応も興ざめ。
次々と大量に運び込まれてくる患者がいる中で、助からない患者に対してスタッフに「出来るだけのことを」と言いますが、あの場面でそんな安いヒューマニズムをかまされても興醒めです。その分の労力を助かるかもしれない患者に向けるべきでしょう。



「素晴らしきアメリカ」も結構ですけど、それ以外の部分が良さげだっただけに早く正気に戻って欲しいものです。

★★★★

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