沈黙の聖戦

●沈黙の聖戦

監督/アクション監督:
  • チン・シウトン(『HERO』アクション監督)
出演:
  • スティーヴン・セガール(『沈黙の追撃』)
  • バイロン・マン(『ストリートファイター』)
  • サラ・マルクル・レーン
  • モニカ・ロウ(『レディ・ウェポン』)
  • トム・ウー(『シャンハイ・ナイト』)
  • ヴィンセント・リオッタ
  • パトリック・ロビンソン



元CIA捜査官ジェイクの娘が友人とタイ旅行中にテロリストとおぼしき集団に誘拐された。単身タイに乗り込むジェイク。そこで元相棒のスンティと再会する。スンティは過去に銃撃戦の中で誤って子供を抱える母親を撃ってしまったことから仏門に入っていたが、ジェイクの力になりたいと寺を出る決意をする。捜査を進める2人の前に敵が立ちはだかる……!


えっと……実はDVDを持ってるんですけど、先日のTV放送で観た次第(おいおい)。

チン・シウトン監督の名前からアクションに期待したけど、近年のB級セガール映画とさほど変わらない出来で残念。銃をバカスカ撃つばかりのシーンの大味さは笑って画面にツッコんであげましょう。

それでも、格闘シーンはちょっと頑張っていたかな?
序盤の小手調べ、中盤の2対4戦、終盤とクライマックスの一騎討ちはそれなりに仕上がってました。

今回のセガールのボディダブルは似ていた(※注:『沈黙のテロリスト』参照)けど、派手なアクションで切れが良すぎることで違いが分かりやすいのが難でしたね(苦笑)。



うわぁ、相棒がバイロン・マンだよ。『ストリートファイター』でリュウ役だった人だよ。名前なんて覚えてなかったよ。

でも、アクションが出来るせっかくの相棒キャラなのにバディムービーになりそこねていてもったいない。体格の差をキャラ付けに活かせていないため、並ぶとセガールばかりが目立つ結果に。

しかも、彼のまともな格闘シーンは中盤の2対4戦だけ。
せめて終盤の女との一戦はバイロンに譲ってあげて欲しかった。
乗り込んだ屋敷内で2手に分かれてセガールはラスボスと、バイロンは中ボスが相手って展開で。

クライマックス、セガールの活躍の裏でただただ銃を撃っていただけで終わりでは浮かばれませんて。



ちなみに中盤の格闘シーンで目的の男の安否が判明してから敵が襲ってくるのは物語のテンポが悪い。あそこは──

「目的の場所に着くと男の手下たちが倒れている。歩を早める2人の前に敵の待ち伏せが! 2人は難なく片付けたが車が走り出す音が。慌てて追うが車に女の姿を見ただけで逃がしてしまう。だが、そこで見つけたのは目的の男の変わり果てた姿だった……」

──てな順序にすれば流れが良くなるのに。
ざっと撮るB級映画の現場だからある程度は仕方ないとはいえ、チン・シウトンはあまり監督としての才能はないかも。



あとモニカ・ロウが演じる女性キャラいらない。
ヒロイン役は娘がいれば十分。
役回りといえばFAX盗み見とセガールとのラブシーンぐらい。
そもそも娘の安否を心配して単身乗り込んだ父親が異国で出会った女性とHしてるんじゃありませんっ。

あと現地のCIA捜査官の存在が上手く機能していない。
だったら単なる間抜けな役回りにしておいた方がクライマックス前がもう少し締まったと思うんですけどねぇ。

あと"呪術"は唐突すぎでしょ。
最後は超能力決戦みたいになっちゃってるし。
でも西洋人の目では東洋の神秘で片付いちゃうんだろうなぁ。



ま、最近のセガール映画は「ジャンル:セガールオヤジ」を楽しもうという有志向けなので(笑)。

★★

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック