ヒューマン・キャッチャー

●ヒューマン・キャッチャー

製作総指揮:
  • フランシス・フォード・コッポラ
監督/脚本:
  • ヴィクター・サルヴァ(『パウダー』)
出演:
  • レイ・ワイズ(『ツイン・ピークス』)
  • ニッキー・エイコックス
  • エリック・ネニンジャー
  • ギャリカイ・ムタンバーワ
  • ジョナサン・ブレック



原題『ジーパーズ・クリーパーズ2』。

前作で姉弟を襲った恐怖は始まりに過ぎなかった。怪物《クリーパー》は、23年周期で目覚め、23日間、ずっと人を喰らい続けるという。その22日目。クリーパーは人を襲い続けていた。そして最後の晩餐とばかりに郊外の道路を走る1台のスクールバスに狙いを定める。果たして、乗り合わせた者たちは奴の牙から逃れることが出来るだろうか……?


うわ~、なんじゃこりゃ。続編ということで怪物ありきで物語が進む点から、前作の後半のノリが展開するかと思いきや、前作の恐怖とはまるで別物。見せ方は怪物(怪人)映画というよりも、もはや怪獣映画のそれ。

姿をなかなか見せずに恐怖を高めるような繊細さは皆無。クリーパーが初っ端からバンバン姿をさらけ出してバスの中の獲物を物色する様は、言わば『ジュラシック・パーク』のティラノに近い。これでクリーパーの身の丈が倍もあれば「大怪獣、田舎に現る!」ですわ。

怪物の体を大きくせずにスピードを上げた怪獣映画。ホラーじゃないよね、これ。前作を気に入った人間は、その温度差に戸惑うこと間違いなしの逸品。復讐親父の秘密兵器やオチの引き方も実に「らしい」ので、そういう作品と思って観れば単純に楽しめる……かな?



それにしても、最近のB級ホラーの続編は原題っぽいカタカナ邦題が付けられますな(『ファイナル・デスティネーション』の続編が『デッドコースター』だったり)。まあ、浸透度がイマイチなタイトルに「2」と付いたところでアピールにはならないわ、新しい客は敬遠するわでいいトコ無いからなんでしょうけどね。ま、ハマってさえいればいいや。

★★

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