ビロウ

●ビロウ

監督:
  • デヴィッド・トゥーヒー(『アライバル/侵略者』)
出演:
  • マシュー・デイヴィス(『パール・ハーバー』)
  • オリヴィア・ウィリアムズ(『シックス・センス』)
  • ブルース・グリーンウッド(『ダブル・ジョパディー』)
  • ホルト・マッキャラニー(『スリー・キングス』)



時代は1943年、第2次大戦下の大西洋。飛行艇の連絡を受けて米潜水艦が遭難者の救助をした。救助者は看護婦クレアを含む3人。彼女らが乗っていた病院船はどうやらドイツ軍のUボートの攻撃を受けて沈没したらしい。その後、潜水艦内で起こる奇妙な事件の数々。そんな中にあってクレアは奇妙な事に気付く。筆跡の違う日誌、見た事の無い人物の写真……。一体、この潜水艦で何があったのだろうか?


上手いなぁ。やっぱこの監督はハズれないですね。
私が同監督の名前を意識したのは『ピッチブラック』からなのですが、その時に名前をチェックしてビックリ。私の好きな『アライバル/侵略者』の監督じゃないですか。

(『アライバル/侵略者』は、吹替好きの私が吹替音声ナシのDVDでも早々に購入した程に好きな作品。「知らない内に周りの人間が宇宙人と入れ替わっている」というモチーフが大好物な私にとって、その巧みなミスリーディングの誘い方に感服したものです。あ、もちろん『ピッチブラック』も《日蝕》《闇に蠢く怪物》といったホラー映画の王道要素をSFとして見事に昇華した傑作(DVDももちろん購入))

今作は監督の前2作とは少々趣きを変えて大人な感じ。ホラー要素は味付けに、潜水艦内を舞台にした本格派サスペンスに仕上がってます。

よく普通の映画でも登場人物の「これって、もしかして死んだ○○が助けてくれたのかも……」みたいな台詞で奇跡的なラストを迎えることがありますが、それを確信犯的にホラー要素として盛り込んでいるだけのこと。

なので、ホラー映画として観ると物足りなく感じるかもしれません。逆にホラー映画だからと敬遠している人に観て欲しいですね。『クリムゾンタイド』や『U-571』等の潜水艦モノを好きな人なら楽しめること間違いなしです。



★★★★

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