インビジブル2

●インビジブル2

製作総指揮:
  • ポール・バーホーベン(『インビジブル』)
監督:
  • クラウディオ・ファエ(『エル・コロナド/秘境の神殿』)
出演:
  • クリスチャン・スレーター(『ブロークン・アロー』)
  • ピーター・ファシネリ(『サンキュー・ボーイズ』)
  • ローラ・レーガン(『インプラント』)



前作の物語から5年──人間を透明にする研究は国防総省の元で続けられていた。とあるパーティでの殺人事件に駆け付けた刑事フランクと相棒リサだったが、軍の人間に追い出されてしまう。2人は犯人が次に狙うであろうマギー博士の警護を任されるが、そこに現れた犯人には姿が無かった。それは《静かなる騎士》のコードネームで開発された暗殺隊員の成れの果てだった……!


……退屈。
よくあるヒット作の名前におんぶに抱っこのB級作でした。

クリスチャン・スレーターの名前がありビジュアルイメージも彼がメインなので、てっきり前作のケビン・ベーコンのような役回りかと思いきや、透明人間の役=登場シーンが極少という罠。

パンフを読むと出演シーンの少ない役を引き受けてくれるか不安だったとか言ってますが、どちらかといえば有名俳優の拘束時間を最低限確保して作るタイプの低予算映画でしょ?(最近のスティーブン・セガール映画に多いアレです)

前作のような心理描写など無く、モンスター映画の演出論で作られてます。まあ透明人間といえば古式ゆかしいモンスターですけどね。

脚本も安く、前作が用意した「科学的(に見える)アプローチの透明人間」だけを再利用してるのみ。基本はモンスターに追われる美女を単独で守る刑事が事件の真相に迫っていくステレオタイプな物語です。

低予算なので映像も安い。一見すると前作と遜色ないレベルに見えますが、それは安価になったCGのおかげ。なので簡易なCGばかりです。現場の造形でCG合成を少なくしようとしてるのがバレバレだったりもしてるし。

まあ、続編と思わず気楽に見るだけなら。
あのラストはさらなる続編を作れそうだけど、作るのかな?



余談。近い時期に『氷の微笑2』も公開されて、さながらバーホーベン祭りですか? まあ、あちらはバーホーベンは関わってませんが。観てないので出来は分かりませんが、どうやら今年のラジー賞にノミネートされたらしいので推して知るべしですな。

そういや『スターシップ・トゥルーパーズ2』('03)なんてB級作もあったなぁ。バーホーベン作品ってそういう運命なのか?(笑) まあ、1作目がヒットしたからこその続編企画なわけですけどね。

★★

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