ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

●ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]

監督:
  • ティム・ストーリー(『TAXI NY』)
出演:
  • ヨアン・グリフィズ(『キングアーサー』)
  • ジェシカ・アルバ(『ダークエンジェル』)
  • クリス・エバンス(『セルラー』)
  • マイケル・チクリス
  • ジュリアン・マクマホン



地球に接近する宇宙嵐の観測のために宇宙ステーションに上がった5人。天才発明家の《リード》、研究仲間の《ベン》、リードにライバル心を抱く実業家《ビクター》、リードの元恋人で今はビクターの元で働く《スー》、スーの弟でパイロットの《ジョニー》。そこに予想より早く宇宙嵐が接近。その嵐に巻き込まれた5人は一命を取り留めるが、その体には超人的な能力が宿っていた……。


うん、単純に面白かったです。
戦隊ヒーロー物というノリもあって、他の単体アメコミヒーロー物と比べて明るい。実に素直なヒーロー映画。そのため子供向けと切って捨てられるきらいもありますけど。

他のヒーロー同様、「超能力を身に付けたことを如何に受け止めるか?」で悩む要素は確かにありますが、メンバーが4人いることで問題に前向きに向かっているから明るいんでしょうね。変わってしまった姿に落ち込むベンの横で「ヤッホー!」と単純に喜ぶジョニーがいたりする対比とか(ちなみにベンの婚約者は私には理解しがたい。本当に好きならどんな姿だろうが……)。

正体は人知れず、じゃないのも珍しい。世間公認ヒーロー。街中での戦闘などは『スーパーマン』的な絵面でおおらかさもあり、ある意味、初めてアメコミヒーローのエッセンスそのままに実写化できた作品かも。

それにしてもジェシカ・アルバ、いいですねぇ。『ダークエンジェル』を知らない人でも、パッと見て「いい」と言う人間がいるぐらいだから日本人好みな顔立ちなんでしょうね。橋の上で初めて人前で透明になる時の下着姿&仕草といい、今なら「萌え~」って感じですか?



『X-MEN』『デアデビル』等のようなモッサリ感ゼロ。日本の特撮ヒーロー好きにもお薦め出来る数少ない西洋ヒーロー作品。是非。

余談ですが、実は昔、映画化権の問題でお蔵入り前提で作られたB級作のファンタスティック・フォーがあるとのこと。監督はB級映画の帝王ロジャー・コーマン。事情を知っていた原作者は裏事情を知らずに演じる俳優たちのことを思って涙したそうな。今ならDVD2枚組の特典ディスク辺りに収録とか出来るのでは? それなら少しは俳優さんたちも浮かばれると思うんですけどどうですかね。

★★★★

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