ウィンドトーカーズ

●ウィンドトーカーズ

監督:
  • ジョン・ウー(『フェイス/オフ』)
出演:
  • ニコラス・ケイジ(『フェイス/オフ』)
  • アダム・ビーチ(『スモーク・シグナルズ』)
  • クリスチャン・スレーター(『ブロークン・アロー』)



え~と、これは西部劇ですね。アメリカ軍が騎兵隊(カウボーイ)、日本兵がインディアンという。西部劇映画全盛期のネイティブアメリカンの人たちの気持ちがよ~く分かりました。

そもそも、おそらくは日本側で付けたコピーの「日米の青春が散った…」というのは、確かに史実ではその通りだけれど、この映画の中には日本の青春なんて米粒ひとつも出てきません。単なるヤられ役です。この映画を平気で面白かったと言える日本人の気がしれません。

国民感情を抜きにして見た内容としては、ジョン・ウーが撮る意味があったのか疑問な仕上がり。

「戦争映画のフリをした西部劇アクション」は確信犯のようですが、そのアクションの至極真っ当な作りを見ると、ジョン・ウーはこの作品をいろんな意味でキャリアにしたかったのかなぁとは感じましたけどね。



本作はあくまでアメリカ人に向けたアメリカ国内のマイノリティからの問いかけであり、日本人が投影する対象は何ひとつとして無い作品。「純粋に友情の話として楽しむ」ことも私にはどうしても出来ませんでした。

★★

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