マスク2

●マスク2

監督:
  • ローレンス・ガターマン(『キャッツ&ドッグス』)
出演:
  • ジェイミー・ケネディ(声:ココリコ 田中直樹)
  • アラン・カミング(声:ココリコ 遠藤章造)
  • トレイラー・ハワード(声:ベッキー)
  • ボブ・ホスキンス



仕事のないアニメーター・ティム。妻のトーニャは子供を欲しがっていたが、ティムは友人宅の子供の騒々しさから子供をあまり欲しいと思えなかった。そんなある日、飼い犬が拾ってきたマスクを着けたら人格が一変。その夜、勢いで子供を授かることに。そうして生まれた赤ん坊は、なんとマスクを着けなくてもスーパーパワーを発揮するマスクベイビーだった……!


前作から10年も経って作られた続編。

公開当時、内容は絶対ハズしていると思ったので劇場には足を運ばず、ココリコ&ベッキーという芸能人吹替も絶対酷かろうとDVDもスルーし、TV用新規吹替に期待して待っていましたが、音源はそのまま流用ですかそうですか。

DVDをそのまま放送しているかのような音声ボリューム&吹替用字幕の小ささや、CM挿入箇所の中途半端な位置など、随分と雑な放送でガッカリ。こういう駄作こそ吹替で見れるものにすべきなのに。

こうしてTV放送されてしまっては、こんなC級映画の新規吹替なんてまず作られることはないわけで。TBSさん、この手の映画はテレビ東京にまかせて下さいな。



さて、本編の出来ですがやはり酷い。

前作はジム・キャリーという個性あっての面白さだったものを、ただ別の俳優を当てはめただけではスケールダウンは当然。TVシリーズ化されたらこんなノリだよな~って感じ。

中途半端な主人公のサクセスドラマ部分は外し、普通の家庭を舞台に、赤ん坊が来たことで疎外された犬(※マスク着用)とマスクベイビーとが人知れず戦う部分を映画の中心に据えた方が続編としてまとまったと思います。

犬VS猫の『キャッツ&ドッグス』みたいにさ……と思ったら監督が同じでした。うわぁ、向こうは面白かったのに本作はなんでこんなに面白くないの? 脚本のせいか?



子供をあまり欲しがっていなかった主人公が徐々に家族愛に目覚めていく物語自体は良いと思いますが、その筋道を作るために妻が主人公に赤ん坊を押し付けて出張に行ってしまう展開はいただけません。

あれが米コメディーの王道なのかもしれませんが、旦那の仕事を無視して、ただ押し付けていくだけのキャラには私は感情移入できません。これはやはり脚本が悪いのか?

アンタが赤ん坊を欲しがったんでしょうが!とか、アンタは旦那の仕事を応援してたんじゃないのか!というムカムカ感が募り、ベッキー声がさらに嫌悪感を増してくれました。



CG部分はそこそこのソフトを使ってそこそこのものが出来てしまう現在では、センスもなくただ前作の映像をなぞるだけの代物を見せられても驚きも面白さも感じません。



1作目のヒットによって企画された続編の俗っぽさって私は意外と好きなんですが(『102』『ベイブ都会へ行く』『スチュアートリトル2』などなど)、本作はただの駄作に成り下がっていて残念。

さすが第26回ラジー賞続編賞受賞はダテじゃありません。
ま、金を出さずに観る分には暇つぶしにはなるかも…?

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