リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い

●リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い

監督:
  • スティーブン・ノリントン(『ブレイド』)
出演:
  • ショーン・コネリー(『007』シリーズ)
  • シェーン・ウェスト(『ドラキュリア』)
  • ペータ・ウィルソン(『ニキータ(TV)』)
  • トニー・カラン(『ブレイド2』)
  • ジェイソン・フレミング(『ビロウ』)
  • スチュアート・タウンゼント(『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』)
  • ナサーラディン・シャー(『ボンベイ大捜査線』)
  • リチャード・ロクスバーグ(『ムーラン・ルージュ』)



「ソロモン王の洞窟(映画『キング・ソロモンの秘宝』他)」のアラン・クォーターメイン、「トム・ソーヤの冒険」のトム・ソーヤー、「吸血鬼ドラキュラ」ジョナサン・ハーカーの妻=ミナ・ハーカー、「透明人間」の透明人間、「ジキルとハイド」のジキル&ハイド、「ドリアン・グレイの肖像」のドリアン・グレイ、「海底二万里」のネモ船長……と、名だたる7人が世界の危機に集められた。だが、その裏にはある陰謀があった……。


ふむふむ、最近のアメコミ原作映画のつまらなさからすれば本作は意外と楽しめました。

本作は1800年代後半に生まれた小説群の登場人物たちが活躍するアメコミが原作。とはいえ、マーヴルコミックス系ヒーローのような超人的マスクヒーローは一切出てきません(同じ原作者の別コミックもジョニー・デップ主演『フロム・ヘル』ですし)。

皆が知るキャラクターが集う感覚は日本人には馴染みやすいシチュエーション。ただその登場人物たち(特にコネリー演じるアラン)に我々は余り馴染みがないのが最大の問題点ですけど。

予告篇から受けた印象ではもっとヒーローしてるかと思ってましたが、メンバーのほとんどが生身の人間では印象は普通のアクション映画。超人らしいのは女吸血鬼と筋肉男ジキルぐらい(ドリアン・グレイは不死身なだけ、透明人間は透明なだけの人間、ネモ船長はもの凄い体術に長けてても人間、アランとトム・ソーヤーは完全に普通の人間)なので、もう少し集団のバランスが欲しかったですね。

ちなみに原作コミックとの差異で、女吸血鬼ミナ・ハーカーが結婚時の名前のままなのは聞き覚えのある名前の方が無駄な説明を省けるからでしょうかね。透明人間が原典とは別人物だったりするのは版権問題があるみたいですけど。

個人的には、まるでハルクのようなジキルの姿が全てCGではなく特殊メイクで作られているのは嬉しかったですね。やはりCGでは感じられない現実感がそこにしっかりとありましたから。



でも全体的にさらりと話が流れていってタメが足りないのは事実。どうしたんだいノリントン!と思ったら、どうやら編集権が無かったとか。口当たりが妙にいいのはそのせいか。しかも大作に懲りたのか『AKIRA』の監督まで降りてしまったそうで……残念無念。

せめてラストは「その後、別の事件を追って活躍するメンバーの面々……そして、その最後尾には○○の姿が!」ってな盛り上がりが欲しかったですね。どうやら原作の続きは『宇宙戦争』(!)にまで発展するみたいで、ちょっと続編を観てみたい気もするので。

それにしても予告篇でメンバーにトム・ソーヤーが加わっていると知っていたからいいものの、ソーヤー諜報員と呼称されるだけでは気付きませんてば。吹替版でならフルネームで呼んだりしてるのかな? DVDになったらチェックしてみようっと(若山弦蔵ボイスだし~♪)。

★★★

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