リクルート

●リクルート

監督:
  • ロジャー・ドナルドソン(『13デイズ』)
出演:
  • コリン・ファレル(『フォーン・ブース』)
  • アル・パチーノ(『インソムニア』)
  • ブリジット・モイナハン(『トータル・フィアーズ』)
  • ガブリエル・マクト(『エネミー・ライン』)



MIT首席で卒業したプログラマー、ジェイムズ・クレイトン。ある日、彼のバイト先に1人の男が訪ねてきた。男はCIAのリクルーターだという。信用しないジェイムズに男は彼の父親のことをほのめかす。飛行機事故で行方不明になった父親はCIAのスパイだったのか? 男は言う「これからは誰も信じるな」と。そしてジェイムズはCIAの試験を受けた……。


よくある話だけどまあまあ楽しめました。本作のように「どれが真実なのか」を見極めるように観る作品の場合は、よほどのアイデアでもない限り観客を驚かせるのは至難の技。まあ及第点でしょう。

観る前は「実はCIA試験自体が嘘」とまでのドンデン返しをも想定していたため、意外に普通の話だったなぁという印象に。もしこれから観るという方、そこまで疑うと本作の内容を素直に楽しめなくなるのでご注意を(……って、普通そこまで疑わないか)。

劇中ではアル・パチーノ以外のCIA職員のパーソナリティもちゃんと見せているし、そこまで疑う方が悪いと言われればそれまでなんですけど、私はついついこの手の作品への期待値を高めちゃうもので……ちょっとマジ反省。

本作は、主人公と同期の女スパイにかけられた二重スパイ疑惑探究の裏に隠されたものは一体?という部分を中心に観るべき作品。つまり中盤までは長い長い伏線ですな。



主人公の最後の機転が唯一、本作で上手いと感じた部分。
序盤の伏線をさらに伏線に使うとは見事。
なので「終わり良ければ全て良し」じゃないけど全体の印象もちょっとアップ。ちょっとだけね。

★★★

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