エイリアンVS.プレデター

●エイリアンVS.プレデター

監督/脚本:
  • ポール・W.S.アンダーソン(『バイオハザード』)
出演:
  • サナ・レイサン(『ブレイド』)
  • ラウル・ボヴァ(『ザ・ボディガード』)
  • ユエン・ブレムナー(『80デイズ』)
  • ランス・ヘンリクセン(『エイリアン2』)



すげーっ!やっぱ、やってくれるね、ポール・アンダーソンは! 『モータルコンバット』『イベントホライゾン』『バイオハザード』と軒並みハズレ無しは伊達じゃないです(※『ソルジャー』は除く)。

本作は『プレデター3』であり『エイリアン0』でもあるという完璧な仕上がり。

プレデターシリーズとしては『プレデター2』ラストの宇宙船内にエイリアンの頭蓋骨があったことから本作の内容に繋がるのは実に自然。そもそもあの"お遊び"から本作が誕生したといっても過言ではないし。

エイリアンシリーズとしてはランス・ヘンリクセンをキャスティングし、『エイリアン2』のアンドロイド《ビショップ》のモデルとなったであろう人物を演じさせることで、完璧にエイリアンサーガの一部に仕立て上げている。

奇跡よ、奇跡! 同じくVS企画だった『フレディVSジェイソン』の分かってなさとは大違いだわ。



中盤からの肉弾戦は等身大の『キングコング対ゴジラ』って感じ。ほら、人型のプレデターがキングコングで、恐竜型のエイリアンがゴジラですよ。エイリアンの尻尾を掴んでジャイアントスイングするプレデター! これよ、これが見たかったのよ!

プレデターの造形も前2作よりもかなりマッチョで大柄なイメージに修正され、エイリアンと対等に渡り合える最強キャラにステップアップです(でも実はオリジナルプレデターを演じた人物より本作の演者は3センチ低いらしい)。それでこそラストのエイリアンクイーン戦も盛り上がるってもんです。

本作は単品で観ても十分楽しめますが、それは表層にすぎません。そんな見方は映画をデートアイテムにするだけの安い客に任せましょう。やはりここは過去のエイリアンシリーズとプレデターシリーズを観た上で臨んでほしいですね。エイリアンに関しては最低1&2は欠かさないように。本作は言わば『プレデター2』と『エイリアン』の間を繋ぐ作品なんですから。



マジでお薦め!
さて、監督には『バイオハザードII』の不甲斐ない出来を解消するためにもバイオ次回作には絶対戻ってきて欲しいですね。

★★★★★

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