ワイルド・スピード

●ワイルド・スピード

監督:
  • ロブ・コーエン(『ステルス』)
出演:
  • ポール・ウォーカー
  • ヴィン・ディーゼル(『ピッチブラック』)
  • ジョーダナ・ブリュースター
  • ミシェル・ロドリゲス



公道レースに君臨する男・ドミニク。新参者のブライアンが彼に挑戦する。レースに負けはしたが、警察や対立グループとのやりとりの末、ブライアンはドミニクの仲間になった。だが実はブライアンは頻発するトラック強盗を調べるための潜入捜査官だったのだ。トラックは高速移動中に襲われている。想定される犯人像は改造車を駆る公道レーサー。果たして誰が犯人なのか……。


テレビでやってたから観た。
金を払ってまで観たいと思わなかったので。
スピード感は良かったと思いますよ。

『頭文字D』もそうだけど、こういう暴走族連中には感情移入できません。どれだけ主人公クラスが正当性を訴えたところで人の迷惑を顧みない人間であることには変わりない。馬鹿なのは周りに集まる人間だけだと言ったところで、そういう環境を許している時点でアウト。

中盤の砂漠でのレースみたいに、ちゃんと場所を借りて草レースするなら理解できるんだけどねぇ。一応、劇中でドミニクらがこうした場所に身をやつした理由が語られるがそれがどうしたとしか思えないのが難。



以下、オチ書いてます。

しかも実際にドミニクらがトラック強盗団ときては弁解の余地もありません(トラック運送会社が品物を横流ししてるうんぬんで強盗団を義賊に仕立てるならまだしも)。結局、他人の生活を壊してる上でのうのうと生きている人間じゃん。

クライマックスのトラックとのチェイスシーンでは、ショットガンで自己防衛しているトラック運転手がまるで悪役扱い。さらにラストでは人種の違う対立グループの人間(=中国人)がドミニクの仲間を殺す役割を担うことで、主人公らがまるで悪くないかのような印象を(頭の悪い観客に)与えることに成功してます。



まあ、ああいう世界を好む若者向け映画なので、説教臭い要素は完全に排除したってところか。単純にアクションを楽しみたい人はどうぞ。

★★

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