アガサ・クリスティ原作/予告殺人

●アガサ・クリスティ原作/予告殺人

原作:
  • アガサ・クリスティー
演出:
  • 楠田泰之
脚本:
  • 渡辺雄介
  • 山崎愛里幸
出演:
  • 岸恵子
  • 高橋恵子
  • 森久美子
  • はしのえみ
  • 永井大
  • 細川茂樹
  • 秋本奈緒美
  • 鈴木砂羽
  • 上原さくら
  • 光石研



推理マニア・馬淵淳子の片腕でもあるハウスキーパーの漆原ルリ子は、かつてのバイト仲間との"同窓会"で山奥の旅館を訪れていた。参加者全員に届いていた「2月17日午後6時30分。黒田旅館にて殺人予告申し上げます」という殺人予告メール。しかし、その差出し人と思われる「朋美」は、当時、ルリ子が辞めてすぐ自殺していた。彼女の家族の恨みか、ただのイタズラか。そして6時30分──暗闇に包まれた旅館に銃声が響き渡った。明かりがついた時、そこに倒れていたのは旅館の女将と見知らぬ男。女将は身に付けていたブローチに弾丸が当たり九死に一生をえていたが、男は既に死んでいた……。


2007年3月6日に日本テレビ・火曜ドラマゴールドで放送されたシリーズ第3弾。

ついこの間、第2弾が放送されたばかりだというのに、このペースは3か月に1作ぐらいで続けるつもりなのかな? それならそれで楽しみですが(でも火曜ドラマゴールドという枠は無くなっちゃうのよね)。

冒頭のダイジェストは今回も俗っぽかったですが、もはやそういうものと認識していたので楽しく拝見させていただきました(笑)。

人里離れた温泉宿で十数年ぶりの同窓会を開いた男女5人。
そこに一通の殺人予告メールが…
同窓会の楽しい宴は血塗られた殺人現場に早変わりし、
吹雪で孤立した旅館を殺人鬼が徘徊する!
アガサ・クリスティーの傑作密室サスペンス『予告殺人』の幕が開く!!



今回、題名はいじらずに原題のまま。

内容も大筋は変わりませんが、同窓会だの、雪で孤立する旅館だのという舞台設定はまるでミス・マープルっぽくないアレンジ具合。どちらかというとドラマ版『金田一少年の事件簿』を観ているような錯覚に陥りますな(展開的に七瀬美雪が金田一に電話で助力を求める「異人館ホテル殺人事件」みたいな)。

まあでも、それがこのシリーズの味なのでそこは否定せず楽しみましょう。私は楽しみました。

私は原作の記憶は曖昧でしたが、犯人が誰かはすんなりと把握できちゃうぐらいな内容(動機だけは情報が提示される終盤までは判りませんが)。とはいえ複数の思惑の交差でそれなりに惑わせているので、火サスドラマとしては及第点でしょう。



前述したように火曜ドラマゴールドという枠は無くなりますが、そもそも1作目『嘘をつく死体』(「パディントン発4時50分」)はドラマコンプレックス枠で放送してたことですし、次回作も次のドラマ枠で期待したいですね。

★★

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