お茶の子博士のHORROR THEATER

●お茶の子博士のHORROR THEATER

このタイトルを知っている人はいるでしょうか?
昨年(2002年)12月に発売されたDVDソフトなのですが、元々は1981~1982年に放送された番組『もんもんドラエティ』内の1コーナーです。

『もんもんドラエティ』とは?
人間界に居を構えたドラキュラ一家と隣の人間一家が繰りひろげるドタバタバラエティ番組。吸血鬼役は岸田森(和製吸血鬼映画『血を吸う』シリーズなど。日本のクリストファー・リーと呼ばれた氏の最後の吸血鬼役だったと記憶しています)。

吸血鬼と魔女のハーフ娘(石川ひとみ)と、人間家の息子(沖田浩之)の許されぬ恋などなど、『アダムスファミリー』というか近年のアニメ『バンパイヤン・キッズ』みたいですかね。



番組自体はさほど見ていなかったのですが、この『お茶の子博士~』で流される4分程の短編映画だけは毎週楽しみにしていました。

それをこうして再び目にする事が出来ようとは夢にも思いませんでしたね。DVD万歳!

正確には前期『お茶の子博士のHORROR THEATER』と、後期『手塚眞のお茶の子シアター』で全30怪(回)。ほとんどが8mmで撮られているなど、手作り感抜群(笑)のコーナーでした。



さて、私の記憶にしっかりと残っており、いつか誰かに伝えたいと思っていた話というのが、第14怪『テレビの中の殺人者』です。
(※以下、ネタバレ注意)



1人の女性が部屋でテレビを見ていると、そこにはドラマか何か分かりませんが女性が1人映っています。

そこに突然、殺人鬼が登場。
テレビの中のその女性は殺されてしまいます。

するとその殺人鬼は、ふとテレビを見ている女性の方を向くとおもむろに指差します。

するとテレビは突然「ザーッ!」と砂嵐に。

次の瞬間、テレビを見ていた女性の背後にその殺人鬼が現れ、テレビを見ていたその女性をも殺してしまいます。

そして更に次の瞬間、その殺人者はテレビを見ている私の方を向きます。そしてこちらを指差した瞬間……

「ザーッ!」

テレビ画面全体が砂嵐になって終わり、です。



当時、これを部屋で1人で見ていた私は思わず後ろを振り返ってしまいました。唸りましたね。

テレビの使い方に関して、これに匹敵するものって後年『ウゴウゴルーガ』のメインキャラ《テレビくん》が我が家にやって来た時ぐらいです(分かってくれます?)。

多分、この原体験があるから私は『リング』では怖がれなかったんだと思います(ビデオというメディア周りで実体験させてくれるかと期待したんですよねぇ)。

観る機会があれば是非。



ちなみに、今だと放送コードに引っかかりそうな映像ばかりだったためか、翌週(第15怪)では番組への苦情対策として変なミュージカル物が放送されてガッカリもしましたけどね。

★★★

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