赤い橋の下のぬるい水

●赤い橋の下のぬるい水

監督:
  • 今村昌平(『復讐するは我にあり』)
出演:
  • 役所広司(『Shall We ダンス?』)
  • 清水美砂(『シコふんじゃった』)



映画館で久々に観た日本映画(前回は『赤影』、現代劇なら『みんなのいえ』以来か)。

当初、宣伝ではどう面白いかが今ひとつ分からなかったので(内容の方向性はわかっていましたけど)鑑賞リストから外していました。しかし今村監督の前々作『うなぎ』も観ていましたし、井筒監督の某自腹コーナーでの紹介で雰囲気が掴めた事で鑑賞決定しました。

件の潮吹きシーンはさすがに井筒監督のような大笑いは出来ませんでしたが、とてもシュールでありながらしっかり欲情させられました。でもラストの潮吹きの大馬鹿さ加減には流石に大笑いしましたけど(観てない人の為に詳しくは書きませんが)。

現実に押し潰されそうなリストラ男がすがりついたホラ話がもたらした出会いは密の味か。ただしそこはやはり逃避。現実はしっかりと逃げていく。さてその先にある物は?ってな話なんですが、とにかく怒涛の恋愛ぶりはあらゆる意味で気持ちいいです。

ただ、ひっそり終了するラストは「あれ?これで終わり?」と拍子抜けしました。やはり肉欲に溺れている姿でエンディング曲もなくあえぎ声をバックにエンドロールでも良かったのでは?



それにしても映画館が見事におっさんおばちゃんばかりなのは、若い人たちは皆『冷静と情熱のあいだ』を観にいっているのでしょうか?

★★★★

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