トリック劇場版2

●トリック劇場版2

監督:
  • 堤幸彦(『サイレン』)
出演:
  • 仲間由紀恵(『SHINOBI』)
  • 阿部寛(『サイレン』)
  • 堀北真希(『逆境ナイン』)
  • 生瀬勝久
  • 野際陽子
  • 綿引勝彦
  • 平岡祐太
  • 片平なぎさ
  • 上田耕一
  • ゆーとぴあ



売れないマジシャン・山田奈緒子(貧乳)は他のマジシャンのアシスタントをしたりもしていたけれど、やっぱり首になって今月も家賃を払えずにいた。そこへ物理学者・上田次郎(巨根)が現れ、やっぱり自分が受けた依頼の手伝いをしろと言ってきた。それは10年前に霊能力者に連れ去られた幼なじみの女の子を教団から助け出して欲しいというものだった。報酬に期待した奈緒子は上田と共に教団のある筐神島へと向うが……。


奈緒子と上田が見れたことが楽しかった。
それは本当。

でも「劇場版」を名乗るには足りない内容だったかなぁ。

前作『トリック劇場版』が、いつもは1人のエセ霊能力者が複数人集う豪華さや、大火事というスペクタル要素が組み込まれたりすることで、立派に劇場作品として仕上がっていたのに対し、今回はただのスペシャルドラマの域を超えていなかった。

先日テレビで放送された『新作スペシャル』となんら変わりません。「ベテラン女優が演じる女性霊能力者1人」という構図も印象が近いだけに「じゃあ『新作スペシャル2』でいいじゃん」と思えてしまいます。



かろうじて「映画っぽいか?」と思わせる金の掛け方がCGワーク。大家の巨大顔や上田のマトリックスや悪魔の実の能力など、アホな力の入れ様はそれ自体はらしくて面白い。でもだからといってそれが作品の規模を上げるはずもなく。

大きな仕込みがない代わりかは知らないけど、今までにない程の小ネタのオンパレード。しかしその80年代テイストは今の人たちに分かるのかな? 片平なぎさが手袋を口でくわえて外すとか私らにはジャストミートなんですけど。そういや冬の日は必ず真似して口で手袋外してたなぁ(笑)。



矢部が奈緒子らにまるっきり関わってこないのが「トリック」として最大のマイナス。まさか友情出演程度の出番とは思わなかった。矢部なしの「トリック」はありえないけど、だからって申し訳程度に出番を入れればいいってもんでもないでしょ。



本作はシリーズのどこかで見たことがあるものばかりという印象。奈緒子の短い決め台詞に代表されるように今回は「原点回帰」を目指したらしい。でも映画全体の構造の練り込みが甘いため、単なる縮小再生産作品に陥ってしまった感があります。

堀北真希演じる少女に裏があるのかと思いきや、至って普通の展開なのも拍子抜けだったし。せっかくの爆笑ネタ「右=出口、左=ブラジル」の看板もCM等で散々見ちゃってて笑えなかったのが残念だったし。



レンタル待ちしてテレビ画面で観てちょうどよかった作品。
だったら映画化しないで年1スペシャルを作って欲しいかな。

★★★

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