モー娘。サスペンスドラマSP

●モー娘。サスペンスドラマSP

2002年12月28日に放送されたものですが、ビデオに録りっぱで、やっとこさ最近観た次第。前回のオムニバスドラマ『新春!LOVEストーリーズ』の時も感想を書いていたので、今回も折角なので書いてみました。

前回が3本のオムニバス構成で1本辺りの内容が薄くなっていたことを踏まえてか、今回は2本に絞って密度を上げようとしたみたいです……が、やはり、安倍なつみ主演の『三毛猫ホームズ』がマシな仕上がりで、吉澤ひとみ主演の『おれがあいつであいつがおれで』の方はかなり脱力な出来でした(そもそも『おれがあいつであいつがおれで』ってサスペンスじゃないじゃん!)。



『三毛猫ホームズ』は、なっち主演とは言ってますが、本来の主役は刑事役の原田龍二。モー娘メンバー以外との絡みシーンも多く、脇を固める俳優陣とも相まってドラマが締まってました。

なっちは、演じる女の子が感情を表すようになる後半はいい感じでしたが、いかんせん序盤の冷たい権力者っぷりがイマイチだったのが惜しいトコロ(つまり彼女の演技は等身大の女の子までならOKということですかね)。

飯田圭織は前回『時をかける少女』の同級生役が良かったので安心していたら今回はコケてしまい残念。台詞が多いとダメとは……まあ、普通のアイドルということで。

これからこのドラマを観る人間もいないでしょうから、ネタバレもナニもないと思うので書いちゃいますけど(もし、これから観ようという人はご注意を……って、いないと思いますけど)、保田圭の犯人役はハマりすぎ! 悪役商会の役者さんが犯人を演じるぐらいバレバレですってば(笑)。

とはいえ、他のメンバーであれだけの犯人を演じられる人間がいないのも確かなので、あれで正解でしょうね。モー娘卒業後も頑張れ、保田。

出演メンバーの割り振りの軽減案としてミニモニをミニモニ役で出すというアイドル映画によくある手法をとっていたのも正解。前回の『はいからさんが通る』レベルの作品を見せられてはたまりませんからね(いや、ファンならそんな事は関係ないのかな?)。



さて、『おれがあいつであいつがおれで』は大林宣彦監督で映画化された『転校生』と言えば通りがいいですかね。

前回『時をかける少女』をなっち主演でとても上手いアレンジで作っていたので今回もちょっと期待したのですが、あまりにもシオシオな出来でガッカリ。心が入れ替わる描写のちゃちさ加減や、男の子の方の妹が元に戻る機械を造ってしまう等、まともなドラマを期待した私が馬鹿でした。

吉澤ひとみは元から男顔なので中身が男の子になっている時のハマり具合は抜群でしたが、その分、元の女の子に戻った時の違和感が強いという矛盾も。幼なじみの男の子より男っぽい顔を、その彼と突き合わせる場面では私は思わず今はどっちが男の子だっけ?と混乱しちゃいました(笑)。

あと、前回『はいからさんが通る』が担っていた無理やりな出演メンバー調整は本作が受け持つ事となり、メンバーの無意味なクラスメート描写が入る事で更に間を悪くしていたのもダメポイントですな。



次回があるのなら、逆にオムニバスになどしないで2時間ドラマ1本にメンバー全員を出す形にするといいと思うのですが。それも無理に全員をフォローしないで、ヒッチコックばりに何処に誰が出ていたかを見つける楽しみ方というのも面白いのでは?

★★

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