とっとこハム太郎/ハムハムハムージャ!幻のプリンセス

●とっとこハム太郎/ハムハムハムージャ!幻のプリンセス

監督:
  • 出崎統(『ガンバの冒険』)
出演:
  • 間宮くるみ
  • 池澤春菜
  • 玉川紗己子
  • 安原義人
  • 池田勝
  • ミニモニ。
  • モーニング娘。
  • 後藤真希



今回は『ゴジラ』『ハム太郎』の順で観たため、本作が私が観た2002年最後の映画となりました。期せずして今年は『ハム太郎』で始まり『ハム太郎』で終わることに……。

さて、そんな本作ですが……正直、残念な出来。



ハム暦8686年の歴史を持つハムスター最古の都《ハムージャ王国》。そこはハムスターの故郷。呪文を唱えながら砂の城を作るとハムージャ王国への道が開かれるという。

冒頭の異世界《ハムージャ王国》にたどり着くまでを勢いで見せてしまうという手法は前作同様。
しかし、前作はハム太郎のロコちゃんへの想いが原動力なので納得出来るのに対し、本作の「ハムスターの故郷」への望郷の念がどれ程のものかどうもよく分かりません(まあ、ハムちゃんずの面々ですからやっぱり「なんとなく」なんでしょうけど)。

それと、ハム太郎とその他(ハムちゃんず)というくっきりした描き方にも不満です。確かにハム太郎が主人公には違いないですし、30分少々では全員を描く事は不可能でしょう。ですが、それならハムージャ王国に行くのはハム太郎1人(匹?)にすればいいのではないでしょうか。

前作が「ロコちゃんとの関係性」に踏み込んだように、本作では「ハム太郎の初恋心」に踏み込んでいます。

しかし、シェーラ姫のあの自己チューぶりでは、いくらキスをされたとはいえハム太郎が恋をするのはイマイチ納得出来ません。しかもリボンちゃんが単なるハムちゃんずの1人でしかないのも不満。ここでリボンちゃんのハム太郎への想いにも踏み込み、なんとなくの三角関係を形成していればシェーラ姫が自己チューでも成立したと思います。



ミニハムず&モーハムず&ゴハムの存在は、話題のために芸能人に声優させて大失敗!なんてのに比べればここまでキャラ立ちさせちゃう方がいいのでは?とも思います。本編ではにぎやかし程度ですし。かわいいのは確かですし。

そうそう、ミニハムずが歌う主題歌の「ハムハムハムージャ・ハムムージャ」というフレーズはハムージャ王国への道を開く呪文だったんですね。関係性を知るとちょっとだけ印象が変わりましたね(そもそも、つんく♂が作る歌詞って大体が変だから気付きにくいってば(笑))。

でも折角なら、冒頭のハムージャ王国に移動する時に壮大な感じ(アラビアンナイト風)にアレンジしたものをバックで流すといい感じだったのに、と思います。



テンポが慌ただしすぎ。もう少し間が欲しいです。
気になる人はテレビ放送待ちで十分な作品ですよ。

★★

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