アイ・スパイ

●アイ・スパイ

監督:
  • ベティ・トーマス(『ドクタードリトル』)
出演:
  • エディ・マーフィ(『48時間』)
  • オーウェン・ウィルソン(『シャンハイナイト』)
  • ファムケ・ヤンセン
  • マルコム・マクダウェル



光学迷彩を搭載した最新鋭戦闘機が盗まれた。その奪還の任についたのは小心者のアレックス。別のNo.1スパイは顔が割れているからという理由だ。そして戦闘機を競売にかけようとする武器商人がボクシング好きということからボクシング世界チャンプのケリーが相棒に指名された。しかし2人は何かと衝突する。果たして任務は無事成功するのか……?


まったりしてるなぁ。
まったりしすぎで飽きたよ。

60年代に放送された同名テレビシリーズの映画化らしいけど、さすがに元はこんなじゃないよね?

アクション1割、喋りが9割。
そのアクションはダラダラしてて爽快感ゼロ。
じゃあ喋りはというとこれもダラダラしてて軽快感ゼロ。
全体がダラダラダラダラ進行していきます。

例えば、中盤、追っ手から逃れるために入った地下排水溝ではそれまで衝突していた2人がメタンガスの影響で饒舌に語り合うことで絆を高めるシーンのはず。2人が交わす会話の中身に観ている側が納得する流れがなければ成立しないわけですが、ただ中身もなくダラダラ喋るばかり。駄目じゃん。

その後のスパイグッズを使ってエディのアドバイス通りに彼女を口説く場面など実にありきたりで飽きる飽きる。



オーウェン演じるアレックスのキャラも、印象は「2流スパイ」か「ルーキー」でしかないのだが、公衆浴場での銃撃戦では的確な射撃の腕を披露したりして中途半端な感じ(一応、周りが評価していないだけで小心者だが腕はいいという設定の模様)。髪型とかルーキーっぽかったし、どうせならルーキーが背伸びしている風にしちゃった方が良かったのでは?

エディ演じるケリーもどうにもフワフワしてて安定しない。口が達者なキャラは持ち味なのでいいけれど、屈強なキャラとは噛み合ず。物語の序盤~中盤~終盤で性格設定が変化してしまった。屈強さは控えめにもっと飄々としたボクサー像でいけば良かったのでは?

使えない大型スパイグッズばかり支給されるというネタも終盤の忘れた頃に再登場。ああそういえばそんなネタあったなぁと、ほんの数十分前のことなのに懐かしむことうけあい。



クライマックスのドンデン返しも○○○が登場した時から読めてたっちゅーねん。相棒がボクサーという設定も物語の中で全く生きてないしオチも弱いし大オチもベタベタだし。

凡作。金払ってまで観る価値なし。

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