ルパン三世/風魔一族の陰謀

●ルパン三世/風魔一族の陰謀

スーパーバイザー:
  • 大塚康生(『ルパン三世』作画監督)
監督:
  • 大関雅幸
声の出演:
  • 古川登志夫
  • 銀河万丈
  • 塩沢兼人
  • 小山茉美
  • 加藤精三
  • 荘真由美



なんか久しぶりに見たくなってレンタル屋へ。
唯一の異なるキャスト作品として当時は賛否両論……というよりも否が圧倒的でしたけどね。私は声の代変わりをするのもアリかな?と思っていたクチでした。

最近、特に不二子ちゃんの声がかなり…その…おばさんに聞こえる時が増えたと思うのですが…どうでしょう? 男性陣は元々渋いキャラで差を感じにくいため、女性が目立っているためもあるでしょうけど。

1995年の劇場版『くたばれ!ノストラダムス』の直前に山田康雄さんは亡くなられました。急遽、栗田貫一さんが代役になりましたが、モノマネはやはりモノマネだと痛感したものです(現在はかなり良くなりました…というより慣れた?)。

もし、あの時、最後に山田さんが劇場版の吹き替えをやり遂げていたら、もしかするとその後の作品ではキャスト総入れ換えもあったのかな?と今でも思ったりします(でも日テレは『刑事コロンボ』の前例もあるのでやはり現在の形になるべくしてなったとも思いますが)。

まあ、残念ながら塩沢さんがお亡くなりになられているので今更な話ですけどね(余談ですが私はブリブリざえもんが大大大好きなのですが、本作で機関車庫場面で一瞬、その声に聞こえてしまいました(笑))。

本作の古川さんはルパン役をかなりナチュラルに演じており、山田ルパンのマネにならないように演じられたと思いますが、栗田ルパン後の今にして思えばもっとハジけて演じたものを聞きたかったですね。



『ルパン三世パート3』が1985年に終了。テレビスペシャル第1作『バイバイ・リバティー危機一髪!』放送が1989年。本作はまさにその狭間の1987年に若いスタッフが「俺ルパン」を目指して作ったOVA(後に劇場公開された)作品でした。

それ故か、作画はOVA作品としては申し分ない出来だったのに耳に馴染んだあのテーマ曲が使われず(使えず?)、まるで007の『ネバーセイ・ネバーアゲイン』のような雰囲気です。多分、音楽を付け直せばもっと「らしい」作品として評価されるのではないでしょうか?

★★★★

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