轟轟戦隊ボウケンジャー/最強のプレシャス

●轟轟戦隊ボウケンジャー/最強のプレシャス

監督:
  • 諸田敏(『爆竜戦隊アバレンジャーDELUXE/アバレサマーはキンキン中!』)
出演:
  • 高橋光臣
  • 齋藤ヤスカ
  • 三上真史
  • 中村知世
  • 末永遥
  • 出合正幸
  • 斉木しげる
  • 星井七瀬
  • 大高洋夫
  • 山崎真実
  • 倉田保昭(『クローサー』)



ある日、突然、街の真ん中に巨大な岩山が現れ、謎の美少女《ミューズ》からのメッセージが世界に発信された。「強き方よ、古代の宝を受け継いでください」──その言葉にネガティブシンジケートの面々が動き出す。ボウケンジャーは彼らを退け、岩山へと急ぐ。そこに現れる1人の冒険者。それはボウケンレッドの父・明石虹一だった……!


う~ん、今年はTVシリーズの中の1話って感じ。
映画としてのワクワクは足りなかったかなぁ。

倉田さんのキャスティングは良かった。
明石暁の父親像としてこれ以上ないハマり具合。
ただ、父親が登場する意義が物語に見出せなかった。

星井七瀬演じるミューズの役割も消化しきれていないのがもったいない。彼女の存在が本作の鍵であるというのにその印象は劇場版『響鬼』における安倍麻美ほどに意味がない(戦隊映画のゲストヒロインは「お姫さまキャラ」が多かったから、今年はそれをやめようとしてのキャラ設定だったようですが)。

ならば、今年は女性芸能人のキャスティング自体をやめて、ミューズが担っている役割を「謎のメッセージを送ってくる岩山」にしてしまえば物語もスッキリしたのでは? そして倉田さんを中心にした「明石親子の物語」で仕上げるべきだったと思います。



映画だけに登場するロボ《ダイタンケン》の活躍もちょっと中途半端で残念でした(玩具に比べて劇中の姿がカッコ良かっただけに尚更)。まあ「2大ロボそろい踏み」という絵面を優先したんでしょうけど。

でも、せっかく映画にしか登場しないロボなんだから──「動かないダイボウケン。6~10号ビークル単体では対抗できない敵。その時、明石父がデタラメに「これとこれをくっつけてこうすればいいじゃないか」と言ったアイデアに乗っかり、急遽合体プログラムを書き換えて誕生したロボ!」──なんて展開でダイタンケン単体を活躍させた方が盛り上がったんじゃなかろうか。



最後もエンディングなしで終わっちゃって拍子抜け。
お祭りなんだから、エンディングのお遊びは恒例にしましょうよ。

★★★

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