ザ・ワン

●ザ・ワン

監督/脚本:
  • ジェームズ・ウォン(『ファイナル・デスティネーション』)
出演:
  • ジェット・リー(『キス・オブ・ザ・ドラゴン』)
  • カーラ・グジーノ(『スパイキッズ』)
  • デルロイ・リンド
  • ジェイソン・ステーサム



多次元宇宙(パラレルワールド)全ての「自分」を殺して回る男。それを追う多次元宇宙捜査官。そして自分を殺して回った男の他に残る「自分」は主人公ただ一人となった……。


「多次元宇宙それぞれの世界に一人づつ存在する自分を殺せば残った自分にそのパワーが分散吸収される」という荒唐無稽であろう設定も、日本のアニメを見慣れた身には特に問題なく受け入れられました。

多次元宇宙は125個しかないのか?とか、自分のパワーを取り込んで強くなるのは残った者全員同じなのに何故今までアッサリ殺されているのか?など、ツッコむところも多々ありますが、観ている間は気になりません。



ジェット・リーがハリウッドに進出した作品の中でも最高の出来です。まあ『キス・オブ・ザ・ドラゴン』だけまだ未見ですけど。

同日に『拳神』を観たせいで、なんか「香港映画2本立て」を観た気分になりました。主演がジェット・リーというだけじゃなくて、香港アクションがハリウッドを見事に乗っ取りましたね。その昔、ジャッキー・チェンが『バトルクリーク・ブロー』でハリウッド進出した際はハリウッド流アクションへの変更を求められ、結果、ジャッキーの持ち味は完全に消されましたから。

本作でアクションスーパーバイザーをしているコーリー・ユエンはジェット・リーとの縁で一緒にハリウッド進出を果たし、リー出演4作全てのアクション監督をしてますが、あれ?これって『拳神』の共同監督のコリー・ユンの事じゃん。日本内での名称の統一はしっかりやってくれないと困っちゃいます

(ちなみに奥さん役のカーラ・グジーノは『スパイキッズ』の時はカーラ・グギノでしたっけ)



エピローグは「それでいいの?」と思ってしまうオチですが、リー2人分のアクションをこれ程までに堪能できる作品は他にありません。お勧め!

ちなみにパンフレットにはカプコンの岡元吉起氏の文章が。「格闘つながりか?」と自己認識していたりして、おバカで面白かったです。

★★★★

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