ザスーラ

●ザスーラ

監督:
  • ジョン・ファブロー(『エルフ~サンタの国からやってきた~』)
脚本:
  • デビッド・コープ(『シークレットウインドウ』)
出演:
  • ジョナ・ボボ(『ラストマップ/真実を探して』)
  • ジョシュ・ハッチャーソン(『R.V.』)
  • クリスティン・スチュワート(『パニックルーム』)
  • ダックス・シェパード(『トレジャーハンターズ』)
  • ティム・ロビンス(『ミスティック・リバー』)



ふとした兄弟喧嘩で地下室に入った弟ダニーはそこで古いボードゲーム《ザスーラ》を見つける。兄ウォルターが無視する中、ダニーはゲームを始める。ルーレットを回すとコマが進みカードが1枚出てきた。「流星群襲来、回避せよ」。次の瞬間、本当に流星が部屋中に降り注いできた! このゲームはカードに書かれた内容が実際に起こるのだ。すぐにゲームをやめろというウォルターだったが、ゲームをクリアするまで地球に帰れないことが判明。ゲームは2人用。そしてウォルターもルーレットを回した……。


面白い!
子供向け作品ではあるけれど純粋に楽しめる娯楽作。

原作は宣伝でも名前が出ていた『ジュマンジ』と同じ原作者による絵本。正直『ジュマンジ』は凡作だったけれど(記憶に残っているのは象が車を踏み潰す映像だけだし)、本作はワクワクしっぱなし。

今回の舞台は宇宙。ボードゲームのデザインがブリキだったり、登場するロボットやトカゲ型宇宙人など、全体がレトロフューチャーなのもポイント高し。家ごと宇宙に放り出されたビジュアルなど、現在のCG技術あっての作品。

兄弟それぞれがそれぞれの立場で未熟で、喧嘩したりいがみ合ったりしつつも、ゲームの中の謎の宇宙飛行士との出会いや困難に立ち向かうことでちょっと成長する……うむ見事。



脚本がとてもいい。どうやら兄弟以外の人物、姉と謎の宇宙飛行士は映画のオリジナルらしい。思わず、え~っ?ですよ。

姉はゲームの当事者ではなく巻き込まれたキャラとしてアクセントになっているし、謎の宇宙飛行士なんてこの物語の骨子に関わってるじゃん。しかも姉がちょっとこの宇宙飛行士に惚れたりすることで人物相関図が絶妙に回っているんですから。

これってやっぱ脚本家の力なのかな?
だとするとデビッド・コープには才能のない監督業はすっぱりやめてもらって脚本業に専念してもらいましょう(『エコーズ』『シークレットウインドウ』参照)。

★★★★

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