スーパーノヴァ

●スーパーノヴァ

監督:
  • トーマス・リー(※ウォルター・ヒル(『48時間』))
出演:
  • ジェームズ・スペイダー(『スターゲイト』)
  • アンジェラ・バセット(『コンタクト』)
  • ルー・ダイアモンド・フィリップス(『ビッグヒット』)
  • ロビン・ダニー(『バーティカルリミット』)



内容に何らポイントの無い、凡庸なB級SFアクション。

でも、その程度の出来だと分かっていながら観たんですけど。理由は制作過程に興味を持ったから。本作は完成した時点でカルト映画になる資質を備えているトンデモ映画だったのです。

本作は内容的に「B級」と称しましたが実は立派な「A級」作品。CG等のVFXを見れば明らかで、そのレベルは異常に高いです。

元々、低予算映画で始まった企画が大作へシフトしたことから紆余曲折し、様々な監督の手に渡り(なんとコッポラの名前も)、最終的にウォルター・ヒル監督で撮影が終了したらしいのに、結局はアラン・スミシー同様の架空名義「トーマス・リー」とクレジットされた作品なのです。

(ちなみに『TATARI』『フィアー・ドット・コム』のウィリアム・マローン監督が原案の1人にクレジットされてました)



医療活動船《ナイチンゲール号》が謎の救難信号を受信、救助に向かうと、そこには1人の男が。男の荷物には怪しい輝きを放つ物質があったが、船長代理は投棄を決定。そこから男の行動が不穏になっていく……ってな感じでよくある展開。

途中まで心理SFっぽいのに最後はベタなアクションだったりと、テコ入れのし過ぎか全体にまとまりがなく画面にも抑揚が足りなくなってます。

ビデオ巻末に収録されている「もうひとつのラストシーン」に関しては、どっちもどっちの出来。でも、あのドタバタアクション後のエピローグとしては確かに合わないので変更して正解でしょうね。



まあ、この手の楽屋話が好きな人向けかと。わざわざ観る作品ではないでしょう……って、観てる私が言うのもアレですけど(笑)。

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