スターシップ・トゥルーパーズ2

●スターシップ・トゥルーパーズ2

監督:
  • フィル・ティペット(『SW』『ロボコップ』特殊効果スーパーバイザー)
出演:
  • リチャード・バージ(『侵入者』)
  • コリーン・ポーチ
  • ブレンダ・ストロング(『スターシップ・トゥルーパーズ』)
  • エド・ローター(『ロケッティア』)
  • サンドリーヌ・ホルト(『バリスティック』)
  • J.P.マノウ(『ギャラクシークエスト』)



俺たちゃ地球連合軍~!宇宙の平和を守るのさ~!敵は不気味な虫野郎~!駆除しに星まで乗り込むぜ~!行くぞ!迫るバグズは皆殺しだ~っ!……さあ、平和に貢献しようじゃないか!軍に集え、若者たちよ!

てな感じでプロパガンダ映画の体裁で頭が筋肉な軍事国家を見事に皮肉った前作(よもや、素直に感動した人間はいないでしょうね?)。その姿は今や、イラクに侵攻しているアメリカ軍そのままですな。ま、ベトナム以来変わらんというだけの話ですけど。

そして、そんなノリそのままの兵隊募集VTRで始まる今作(映像も見事に使い回しだし)。内容は、前作の続編というよりも「その頃、別の場所では?」といった外伝レベルの話。大量のバグズから命辛々逃げ込んだ前線基地。そこに別部隊の生き残り3人がやってきてから基地内に不審な事が起こり始めるという密室劇。



SFアクション映画だった前作と違い、今作はSFホラー……いや、舞台設定がSFなだけで完全にホラー映画ですな、こりゃ(『ジェイソンX』をSFホラーではなくホラーだと認識するニュアンスに近い感じ)。往年のスプラッター映画を感じる場面もあるし。

以下ネタばれ注意……とはいえ、バレバレなんですけど。

展開は言わば《乗り移り型侵略パターン》の典型。前作の巨大バグズの姿が無意識の先入観となったのか、その考えが頭に浮かんでも、さすがに「まさかぁ」と思ってたのに本当にそうなんだもんなぁ。しかもSFだと思って観てたらホラー&スプラッターだった衝撃。ま、それはそれでいいもん見せてもらったって感じですけど。

オチのストレートさは前作には無かったノリ。この辺、B級作らしく実に分かりやすくて良い。これなら前作で勘違いしてた人も安心だ(だから、いるのか?そんな人間)。



これだけのビッグネームの続編タイトル。なのに銀座シネパトス(※マイナー系作品ばかり上映してくれる頼もしい(笑)映画館)でしか上映しないのは何故?と思ったら、実はアメリカではビデオスルーだったようで。確かに画面は夜間シーンで始まり、嵐という設定で昼も暗闇だし、予算が無いのがバレバレだもんなぁ。テレビ視聴メインなら寄りのカットが多いのも納得。

B級以上でも以下でもない作品。
くれぐれも前作とは別物と割り切って観るように。

★★

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