DOOM/ドゥーム

●DOOM/ドゥーム

監督:
  • アンジェイ・バートコウィアク(『DENGEKI/電撃』)
出演:
  • カール・アーバン(『ゴーストシップ』)
  • ザ・ロック(『ハムナプトラ2』)
  • ロザムンド・パイク(『007/ダイ・アナザー・デイ』)
  • ラズ・アドティ(『バイオハザードII』)



「被検体が逃げた……至急ここを封鎖しろ」
火星にある研究所からの救助要請。それは研究ラボに残された研究員の救出と現場回復、そして必要に応じた掃討だった。海兵隊特殊部隊の精鋭8名は転送装置《アーク》で火星に飛んだ……。


FPS(一人称視点シューティング)ゲームのパイオニア『DOOM』の映画化。この話を耳にした時には、特徴のないただのSFアクション映画にしかならないのでは?と思いましたが、ここまで見事な映画化を成し遂げるとは。

話自体は実にオーソドックス。「宇宙の密閉された研究所が謎の怪物に襲われ、救出に向かった部隊が1人また1人と殺られていく」……こう聞けば、かの『エイリアン2』を思い出す人も多いでしょう。

独特な転送装置など本作ならではのSF表現で、序盤から観客を引き付けてはいますが中盤までは至って普通の密閉型SFアクション。DOOMでなくてもいいわけです。

本作の魅力はなんといってもFPS画面を堂々と採用している点につきます。終盤、主人公が研究所員の姉を救出に走る場面で一人称の視点に切り替わり、延々とクリーチャーを撃ちまくる。このカタルシスはまさにDOOM。しかもこの一人称視点への切り替わりはドラマ上意味を成しているので違和感はゼロ。実に上手い。

ゲームファンならずとも必見です。



ああ、ウーヴェ・ボル(『ハウス・オブ・ザ・デッド』監督)に爪の垢でも飲ませてやりたい(笑)。

★★★★

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