ターミネーター3

●ターミネーター3

監督:
  • ジョナサン・モストウ(『U-571』)
出演:
  • アーノルド・シュワルツェネッガー
  • ニック・スタール(『イン・ザ・ベッドルーム』)
  • クレア・デーンズ(『ロミオ&ジュリエット』)
  • クリスタナ・ローケン(『エネミー・フォース/限界空域』)



かなり以前から企画は動いていながらもキャメロンが興味を示さなかったり、シュワちゃんが「キャメロンが監督しないなら出演しない」と言ったり等々といった経緯があって、実現には至らなかった『3』が遂に!……なんて期待感は既に無くなってますが、やはり観ずにはいられなかったタイトル。

今回もジョン・コナーの命が狙われて、またまた敵と味方のターミネーターが現代にやってきて戦うという話。オチは別途用意されてますが、それをやっては今後シリーズとして危ない方向に向かいそうな……第2の『猿惑』?(これ書いた後にパンフ読んだら寄稿文中に『猿惑』の文字発見(苦笑))

とりあえずは楽しめました。
いや~、ホント笑えましたよね。
え?違う? これってコメディですよね?
だって、もし、マジだったらシュワちゃんが変なサングラスをかけるようなセルフパロディをしては駄目だし、トイレでターミネーター同士が相手を延々と便器にぶつけ合う場面などは笑かすためとしか思えませんて。

てなわけで、真面目なシリーズ作として見るとちょっともの足りなかったです。これはもうシュワちゃんが知事選出馬のために別監督で慌てて撮ったせいか!?と責めたくなるところですが、元々キャメロンは降板を決めていたわけで、どう転ぼうがここが最高点なのかも? そう思うと出来がいい方に思えてくるから不思議。



しかし、本家が女性型ターミネーターというネタをやってしまうとは思いませんでしたねぇ(早い段階から噂はありましたけど)。まあ、キャメロンが抜けて内容で勝負できないなら方向性はそれしかないかと。でも女性型である必要がゼロでは意味がないのでは?

だって外見を変える機能があるのに何故女性の姿でいるのか? それはやはり「女」を利用するためのはず。なのに、冒頭、現代に現れた時に女性を襲ってるようじゃダメダメ。やはり裸の女を見て寄ってきた男たちの服や車を奪わないと。

そもそも外見を変える機能がいらないんです。
中盤、ヒロインの婚約者の姿に化けますが(バレバレなので書いちゃいます)、あそこは婚約者の「皮」を被っている方が効果的でしょう。その方がヒロインの心情も具体的になるというもの。変身機能はあと1回使いますけど、それも職員の誰かの皮を被る展開にしてしまえば十分。他人に化ける展開は『2』でやりつくしているんですから、どう転んでも勝てませんて。



ま、大味になったシリーズ作品としてはかなりマシな方だと思うので、好きなら観て損はない……かも? こうなったら俳優休業宣言したシュワちゃん抜きでB級街道まっしぐらのシリーズってのも観たいものです。完全に『1』に帰結する『5』まで頑張れ!(笑)

★★★

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