【DS】プロジェクトハッカー/覚醒

【DS】プロジェクトハッカー/覚醒

ジャンル:アドベンチャー
プレイ人数:1人用
発売元:任天堂



情報化社会となった現代ではIT犯罪と呼ばれるものも急増した。そうした犯罪に迅速に対応するために国際組織《GIS》が結成された──。

コンピュータを得意とする大学生・雨坪サトルは、とある事件に巻き込まれた経緯からそのハッキング能力を買われてGISにリクルートされる。そして伝説のハッカーと呼ばれる《Blitz》が関わる事件に挑んでいくこととなるのだが……。



……。

ひどいな、コレ。

任天堂タイトルだけに発売当時には随分とTVCMを見たものですが、その時の印象ではちょっと面白そうだったのに。

先日、ワゴンで見かけたので以前のその印象で購入してみたんですが、実際の中身はそれとはまるで違う代物でした。



最初に主人公が「ハッカーは悪くない」という理屈(悪いのはクラッカーであり、ハッカーとは自分の技術を披露するだけ)を堂々と語る時点でもはや感情移入できません。

コンピュータに疎いのに何故か一緒にGISに入るサトルの幼なじみ・小久保リナも、その行き当たりばったりな無鉄砲さが好きになれません。

ていうか、この2人、思考・行動が幼すぎです。

これが2人とも小学6年生ぐらいの設定で、キャラクターデザインももっとデフォルメされたラインで作られていたら、この酷い脚本もかなりマシに感じたことでしょう。



そしてゲーム内容も小学生向けの甘いものでした。

ハッカーと言いながら、やることといえば他人のPCに設定されているパスワードを探して入力するだけ。

そのパスワードも対象人物の部屋などから趣味嗜好を探り、ゲーム内に再現されたインターネットのHPやブログなどからそれらしいキーワードをメモって、ひとつひとつ入力して試してみるだけ。

データ解析や侵入プログラムなどは別の女子高生プログラマーが作ってしまうので、することといえば足を使った現場捜査ばかり。

……ハッカーである必然性はどこ?



そして、ゲームデザインとして最悪なのが、そうして侵入した先の障壁として何故かアクションを要求されること。ビジュアル化されたウイルスなどを相手にタッチペンのみで立ち向かわされます。

それでも序盤の「妨害プログラム」等々はマシですが、最後の「VSマクロファージ」「同Ω」には、避け要素(画面左右をタッチして移動)まである始末。

ハッキングをテーマにした推理系アドベンチャーを期待して買った人間にとって理不尽この上ない難易度です。そのくせアドベンチャー部分の内容は希薄ときてます。

だったらジャンルはアクションと記してください。



副題の「覚醒」って、もしかして今回を序章にして続編作る気満々だったのかな?(終わり方あんなんだし) どちらにしてもこんな出来では続編なんて夢のまた夢でしょうが。

実際の製作はREDと知り納得。私はあそこの作りはあまり好きじゃないんですよね(『サクラ大戦』は他の要素が絡んだ化学反応で化けたタイトルと思っています)。

本作はどんなに安くても手を出してはいけませんよ。

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この記事へのコメント

kimiki
2016年05月11日 22:45
初めまして、
こちら
http://blju.net/ProjectHacker/
でアンテナサイトをやっているきみきといいます。
一応リンクしてありますが、相互リンクお願いできませんか?

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