第30回日本アカデミー賞

●第30回日本アカデミー賞

最優秀作品賞:
  • 『フラガール』
優秀作品賞:
最優秀監督賞:
  • 李 相日《り・さんいる》(『フラガール』)
優秀監督賞:
  • 佐藤純彌(『男たちの大和 YAMATO』)
  • 中島哲也(『嫌われ松子の一生』)
  • 三谷幸喜(『THE有頂天ホテル』)
  • 山田洋次(『武士の一分』)

最優秀主演男優賞:
  • 渡辺謙(『明日の記憶』)
優秀主演男優賞:
  • オダギリジョー(『ゆれる』)
  • 妻夫木聡(『涙そうそう』)
  • 寺尾聰(『博士の愛した数式』)
  • 役所広司(『THE有頂天ホテル』)

最優秀主演女優賞:
  • 中谷美紀(『嫌われ松子の一生』)
優秀主演女優賞:
  • 檀れい(『武士の一分』)
  • 長澤まさみ(『涙そうそう』)
  • 樋口可南子(『明日の記憶』)
  • 松雪泰子(『フラガール』)

最優秀助演男優賞:
  • 笹野高史(『武士の一分』)
優秀助演男優賞:
  • 大沢たかお(『地下鉄に乗って』)
  • 香川照之(『ゆれる』)
  • 佐藤浩市(『THE有頂天ホテル』)
  • 松山ケンイチ(『デスノート前編』)

最優秀助演女優賞:
  • 蒼井優(『フラガール』)
優秀助演女優賞:
  • 蒼井優(『男たちの大和 YAMATO』)
  • 富司純子(『フラガール』)
  • もたいまさこ(『かもめ食堂』)
  • 桃井かおり(『武士の一分』)

新人俳優賞:
  • 須賀健太(『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』)
  • 塚地武雅(『間宮兄弟』)
  • 速水もこみち(『ラフ』)
  • 松山ケンイチ(『男たちの大和 YAMATO』)
  • 蒼井優(『フラガール』)
  • 檀れい(『武士の一分』)
  • 山崎静代(『フラガール』)
  • YUI(『タイヨウのうた』)

話題賞俳優部門:
  • 塚地武雅
話題賞作品部門:
  • 『フラガール』

最優秀アニメーション作品賞:
  • 『時をかける少女』
優秀アニメーション作品賞:
最優秀脚本賞:
  • 李 相日
  • 羽原大介(『フラガール』)
最優秀美術賞:
  • 松宮敏之
  • 近藤成之(『男たちの大和 YAMATO』)
最優秀撮影賞:
  • 長沼六男(『武士の一分』)
最優秀照明賞:
  • 中須岳士(『武士の一分』)
最優秀録音賞:
  • 松陰信彦
  • 瀬川徹夫(『男たちの大和 YAMATO』)
最優秀編集賞:
  • 小池義幸(『嫌われ松子の一生』)
最優秀音楽賞:
  • ガブリエル・ロベルト
  • 渋谷毅(『嫌われ松子の一生』)

協会特別賞:
  • 鈴木和幸(映画美術特殊工作)
会長特別賞:
  • 故 伊福部昭(音楽)
  • 故 今村昌平(監督)
  • 故 田村高廣(俳優)
  • 故 丹波哲郎(俳優)
  • 故 永山武臣(松竹)
会長功労賞:
  • 『LIMIT OF LOVE 海猿』企画チーム
岡田茂賞:
  • 株式会社ロボット

最優秀外国作品賞:
  • 『父親たちの星条旗』



映画関係者4376名の会員投票で決定する日本アカデミー賞。
2006年は21年ぶりだかで邦画が洋画の興行収益を上回った年だそうで、そのおかげか今年は例年に比べタイトルの一極集中がありませんでした。その点は非常に良かったですね。

(ノミネートを"優秀賞受賞"と言ってはばからないことだけは受け入れられませんが)

番組としては、ステージインタビュアーの南海キャンディーズ・やまちゃんがあまりにも堅くなっちゃってて正直見ていられなかったです。新人賞を獲った相方のしずちゃんとの絡みトークを期待しての抜擢なんでしょうが、持ち味の"例えツッコミ"がまったく出ず、間を悪くするばかりでした。

それにしても会場にいる俳優陣は共演者インタビューで話を振られるんだから、もう少し受け答えを用意しといてあげて下さいな。そんな中、監督賞発表直後に三谷幸喜が酒をあおってうなだれるという小芝居は"らしく"て面白かったです(笑)。

今回、音が出ない等の放送トラブルが多かったですが、それ以前に授賞式番組としてグズグズなので、別段問題なし。



今回、日本アカデミー賞30周年企画として「映画ファンが選んだ名場面コレクション」を合間合間に放送。1978~2007年の作品からテーマ別アンケート調査したそうですが、正直「?」な結果。

テーマは「涙」「絶叫」「ビンタ」の3つ(最初の画面にはあった「キス」は前述の放送トラブルで時間が足りなくなりカットされた模様)。でも、あの順位が本当に獲得票数通りだとすると私はちょっとピンとこないですな。



今回、主演は男優・女優ともに思った通りでした。ていうか主演女優というものがハッキリしていたのって中谷美紀ぐらいでは? 他はキャスト名が最初にくる女優って感じ(まあ毎年のことですが)。どうも邦画(※大手映画会社作品)では女性主人公映画って少ない気がするけど気のせいですか?

今年から新設されたアニメ作品賞の扱いが小さかったのが残念(ジブリ作品が獲ってたら長々とやったかもしれないけど)。しかし『名探偵コナン』をノミネート……あ、優秀賞でしたっけ、にしちゃうってのもどうかなぁ(まあ『ゲド戦記』の方がアレだけど)。無理に5作品選ぶ必要はないのではなかろうか。

あと外国作品賞はやはりという感じ。日本が舞台だしさ。優秀作品賞は『クラッシュ 』『ダ・ヴィンチ・コード 』『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 』『ホテル・ルワンダ』でしたが、『ダ・ヴィンチ・コード』が入っている時点で底が知れてます。



あ~、でもなんか久しぶりに納得する結果を見れた感じがします。とはいえ相変わらず会長功労賞とかで邦画興収1位『LIMIT OF LOVE 海猿』をフォローしたりする「持ち合い賞」は健在ですけどね。あと亡くなった人に賞をあげても意味がないので、評価するべき人はきちんと生前に評価して下さい。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック