第79回アカデミー賞

●第79回アカデミー賞

作品賞:
  • 『ディパーテッド』
監督賞:
  • マーティン・スコセッシ(『ディパーテッド』)
主演男優賞:
  • フォレスト・ウィッテカー
    (『ラストキング・オブ・スコットランド』)
主演女優賞:
  • ヘレン・ミレン(『クィーン』)
助演男優賞:
  • アラン・アーキン(『リトル・ミス・サンシャイン』)
助演女優賞:
  • ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)

脚本賞:
  • 『リトル・ミス・サンシャイン』
脚色賞:
  • 『ディパーテッド』
編集賞:
  • 『ディパーテッド』
撮影賞:
  • 『パンズ・ラビリンス』
美術賞:
  • 『パンズ・ラビリンス』
メイクアップ賞:
  • 『パンズ・ラビリンス』
衣装デザイン賞:
  • 『マリー・アントワネット』

作曲賞:
  • 『バベル』
歌曲賞:
  • 「I Need to Wake Up」(『不都合な真実』)
録音賞:
  • 『ドリームガールズ』
音響編集賞:
  • 『父親たちの星条旗』
視覚効果賞:
  • 『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

長編アニメ賞:
  • 『ハッピーフィート』
短編アニメ賞:
  • 『The Danish Poet』
外国映画賞:
  • 『善き人のためのソナタ』(ドイツ)
長編ドキュメンタリー賞:
  • 『不都合な真実』
短編ドキュメンタリー賞:
  • 『The Bloob of Yingzhou District』
短編実写賞:
  • 『West Bank Story』



え~っ、『ディパーテッド』が作品賞ぉ!?
ついでにスコセッシが監督賞ぉ!?
うわぁ、ありえないわぁ……。

他ノミネート3作品『バベル』『リトル・ミス・サンシャイン』『クィーン』は未見なのでなんとも言えませんが、少なくとも『ディパーテッド』よりか『硫黄島からの手紙』の方がマシでしょう?

どうにも『ギャング・オブ・ニューヨーク』『アビエイター』の後、3度目の正直とばかりに無冠の帝王スコセッシに功労賞的に獲らせたようにも見えるんですけどね(まるで『ハスラー2』で主演男優賞を獲っちゃったポール・ニューマンみたいな)。

私は未だに『アビエイター』が未見のままなので申し訳ないですが、今回の『ディパーテッド』の改悪ぶりを見るにつけ、ディカプリオ&スコセッシコンビ作は酷いという印象を強めただけなんですけど。どちらかというとラジー賞の最悪リメイク賞辺りにノミネートされると思ってたんですがねぇ。



イーストウッドは3度目の受賞ならず。まあ『硫黄島~』は獲れないとは踏んでたんでそこは予想通りでした。だって、あの受け入れられ方は西洋人が抱く東洋の異文化への興味としての評価ですもん。個人的には『父親たちの星条旗』の方が出来が良いと思うし。

助演女優賞は作品の中の役回り的に九分九厘ジェニファー・ハドソンだろうなぁと思った通り(……って、まだどっちも観てないけど)。菊池凛子は日本のマスコミの騒ぎ過ぎ感が強かったですね。アカデミー賞ノミネート>日本アカデミー賞優秀賞だし、それで十分でしょう。

レオナルド・ディカプリオは『ディパーテッド』ではなく『ブラッド・ダイヤモンド』でのノミネートの不思議。またも賞には届かなかったけど、賞とは無縁のムービースターの方が彼らしいと思うので、あまり固執しなくてもいいんじゃないかなぁ。あと『ディパーテッド』からはマーク・ウォールバーグが助演男優賞にノミネートされてたけど、それも理解不能。脇の脇じゃん、あれ。

長編アニメ部門のノミネートは『カーズ』『モンスターハウス』の3本。現在、私は『カーズ』しか観てないので評価しようもありませんが、日本人の皮膚感覚だとピクサーの肌触りを凌駕する作品って数年に1本あるかないかぐらいなんですけどね。とりあえず『ハッピーフィート』は劇場スルー予定なので、後日レンタルで確認しようっと。



今年のアカデミー賞は国際色豊かだとか言われてたけど、そんなことより肝心の賞の行方がこの体たらくじゃ……ガッカリ。

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