おりん再臨

前期のテレ東・金曜時代劇は『刺客請負人』
同枠初の第2シリーズでした。

テレビ東京:刺客請負人
http://www.tv-tokyo.co.jp/shikaku/


最終回は、松葉刑部の物語が完結したように見えつつももしくは……と、更なる続編の可能性も残した幕引き。
また1年後ぐらいに是非。
まあ、村上弘明主演作としては、テレ朝『銭形平次』の新シリーズも見たいんですけどね。



そんなテレ東時代劇枠ですが今度は月曜日にお引っ越し。放送時間は夜7時で、月曜日はTBS『水戸黄門』と合わせて2時間時代劇タイムになることに。

やはり相乗効果を求めての移動ってところなのでしょうか。でも、かつてのテレ朝の時代劇枠も月曜から撤退して火曜になったりしているのでちょっと不安。

今度の月曜時代劇は松平健主演『主水之助 七番勝負』。新春ワイド時代劇『徳川風雲録』からのスピンオフだとか。こういう時代劇の顔である役者さんがちゃんと主役を張れる枠としてこれからも継続していって欲しいですね。

テレビ東京:主水之助 七番勝負
http://www.tv-tokyo.co.jp/mondonosuke/




そんな枠移動の合間に2週連続2時間スペシャルで『逃亡者おりん』が帰ってきた!

テレビ東京:逃亡者おりん(SP)
http://www.tv-tokyo.co.jp/orin_sp/


セガサミーシアター再び?と喜んでいたら、今回はただのサミーシアターでやんの。あの「せぇ~がぁ~さみぃ~しあたあぁ~♪」を聞きたかったのに。サミーシアターだけにさみーしい……スミマセン。



1週目『紅蓮の巻』

「道悦が倒れ、かつての手鎖人たちは足を洗い普通の生活を営んでいたが、幕府はそんな元手鎖人たちを脅威とみなし、戦闘集団「紅蓮」を設立し全国で掃討作戦に出ていた。娘・お咲を残し、諸国巡礼の旅に出ていたおりんもまた襲われる。そんな中、江戸に向かう清国使節団の中にお咲の姿を目撃するが──」

青山倫子は相変わらずアクション出来てないなぁ(苦笑)。

内容は1クール向け。色々と詰め込みすぎです。
お咲の変化する過程とか、母娘のニアミスドラマなどを折り込みながらじっくり見せてこその物語だったかと。



ツッコミどころは多いけど、中でも、おりんが自ら道悦と決着を付けるため、娘・お咲を弥十郎に託して傷付いた体で道悦の元に向かうクライマックス。

弥十郎も江戸に戻り、道悦と通じる幕府の人間を成敗。そして弥十郎は部下を引きつれ道悦の屋敷へ。そんな大捕り物の最中にようやくヨロヨロと登場するおりん……

だったら弥十郎と江戸にくればいいじゃん。

元手鎖人掃討は道悦の策だった訳だから、もはや、おりんが娘と暮らせない理由は無いだろうに、何故か最後にまた逃亡者(のがれもの)に戻る意味も分からんぞ。



CMがサミーのパチンコCMばかりだったのはどうにかならなかったのかな。いや逆に今回のSPはおりんのパチンコ化の宣伝用に作られたと見るべきか。本編のテイスト的にも年配の時代劇ファンは切り捨て、パチンコをやる若い人向けに特化しちゃったってことかな。

ネタドラマ自体は嫌いじゃないけど、テレ東の時代劇枠は無くなってほしくないからちょっと自重をお願い。



2週目『烈火の巻』

「道悦を倒しながらも逃亡者(のがれもの)の旅を続けるおりんは、虚無僧の集団に襲われる百姓から娘を連れて逃げるよう頼まれる。百姓はその場で自害。虚無僧の集団は娘を狙って2人を追う──」

こちらも定番シリーズ化した頃に1クールぐらいかけてやる内容だよね。

『紅蓮の巻』から引っ張っていた仁平(石倉三郎)がまったくもって無意味に終わってガッカリ。おりんは自分の獲物だと言いながら結果的におりんを助けてしまうキャラというのは、やはりシリーズでやってこそですな。由比正雪の亡霊もあまり意味が無かったような。

モーフィングで道悦(笑)。もうここまできたら、どんな事件だろうと「まさか道悦?」「やっぱり道悦」でないと成立しなくなっちゃったね、こりゃ。



突飛さは味としても、脚本・演出がグダグダなのがちょっと。
もし次があるならその辺をちゃんと煮詰めてくださいな。

個人的にはこのスペシャルに合わせてセガからアクションゲームを発売してほしかったなぁ。PS2『どろろ』の流れを汲んだような奴。

……知名度、視聴者層を考えるに永遠に無理か。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック