時代劇冬の時代

月曜時代劇『主水之助 七番勝負』(テレ東)が先週終了。

う~ん、盛り上がりに欠けた最終回でしたね。

テレビ東京:主水之助 七番勝負
http://www.tv-tokyo.co.jp/mondonosuke/


最終回に向けて各々の縁(えにし)が収束する快感は皆無。せめて最終決着なのだから善鬼の二の手を防ぐところを劇的に見せてほしかったものです。



そんなテレ東の連続時代劇自体がこれにて終了の模様。

時代劇復興委員会
http://zentoei.sakura.ne.jp/jidaigeki/?p=84


このニュースを知らなかった当初は、放送時間変更は前向きなものと思っていたんですが、どうやら「視聴率が取れない=スポンサーが付かない」ことから島流し的に移動させられたようです。

月曜時代劇の「月」の字の出方が「金」に比べて手抜きだったのはやはりそういう理由か。



視聴率で言うならテレ東の昼ドラなども燦々たる状況のようですが、それでもアチラの枠が継続しているのは、やはり掛かる製作費の差でしょうか。時代劇は金が掛かりますからね。

同枠は来年からは「月曜時代劇傑作選」として『幻十郎必殺剣』再放送が決定。ゴールデンの再放送枠か……。

テレビ東京:幻十郎必殺剣
http://www.tv-tokyo.co.jp/genjyuro/


まあ、枠がいきなり無くなるよりはマシですか。
現代ドラマと交互に作られる『水戸黄門』(TBS)のように、再放送と新作が交互に作られることに期待したいところですが……駄目っぽいな。



世間的には『必殺仕事人2009』(テレ朝)で時代劇がテレビの中に残っていることになるんでしょうけど、あれはジャニーズドラマだからなぁ。

朝日放送:必殺仕事人2009
http://hissatsu2009.asahi.co.jp/


とはいえ、もはやジャニーズなりイケメンなりアイドルなりをキャスティングして、若い視聴者が時代劇要素そっちのけでチャンネルを合わせてくれるようにしないと時代劇は作れない時代なんでしょうね。

浅はかとは思いますけど、そもそもテレビ界全体が経費削減やアイデア不足の穴をタイアップ企画で埋め尽くしているようではどうしようもない。

最近のテレビは少しでも視聴率を上げるため、ひとつの番組の中に様々なネタを詰め込み、どの番組を見ても若手芸人のネタ見せコーナーがあって常識クイズをやってスイーツを食べてドラマの宣伝をして映画の宣伝もして新曲の宣伝もして……になっていて、どこを見ても一緒だから逆にどれも見なくなるという状況かと。

──おっと、話が脱線した。



昔はそういった客寄せパンダを上手く利用して「自分たちの好きに作っちまえ」ってのがテレビの面白さに直結していたものですが、今はテレビ局側に力が無くなったんでしょう。

まあ、とりあえず期待せず『必殺』を待つとしますよ。

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