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zoom RSS 【PS2】クロックタワー3

<<   作成日時 : 2003/11/16 00:00   >>

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【PS2】クロックタワー3

ジャンル:アクションアドベンチャー
プレイ人数:1人用
メモリ容量:678KB以上
発売元:カプコン



私は元々セガハードオンリーの人間だったためPS版『1』『2』は未プレイですが、作品に抱いていたイメージは「ダリオ・アルジェント作品系ヒロインがジェイソン的殺人鬼の手から逃れようとするイタリアンホラータッチのアドベンチャー」でした。

『3』から製作がカプコンに変わり、監督として故・深作欣二の名前がクレジット。気になっていたシリーズだけに遊んでみたい衝動に→ワゴン品で見かけて購入→放っておく→最近になってやっと遊んだ、という流れです。



まず、深作欣二監督によるムービー演出がクドい。正確にはキャラの演技がですが、モーションキャプチャーの役者選びから全てを監督が仕切っていた事実からあれは監督の指導の結果でしょう。

主人公アリッサの動きは堂に入り過ぎていて追われるヒロインとしては失格。絶叫させられっぱなしで枯れたであろう声も生っぽすぎて堅いCGキャラから浮いてます(まあ、進化したとはいえCGキャラはまだまだ記号でしかないのだと実感出来ましたが)。全体に舞台芝居のような大仰さは直視に耐えません。亡霊たちの踊りに至っては苦笑ですよ。

また、全ての動きをキャプチャー俳優に背負わせる無茶が見えまくり。爆風で飛ぶ、跳ねる、転がる、その全てが「芝居」でしかない(おそらくラスボス戦ムービー部分ではワイヤーでも吊ってるはず)。役者が画面の中にいるだけ。何のためのCGかわかりません。

(そういえば『バトルロワイアルII』でも芝居の大仰さへの傾倒を感じましたが、晩年の監督はああいったものに生命力を感じるようになってしまった、と見るべきなのかもしれません)

ゲーム部分では、恐怖を感じるのは操作に戸惑う最初のステージぐらい。後は屋敷のギミック探しに終始して、まるでサターンの『七つの秘館』をプレイしてる気分に(笑)。殺人鬼に追いかけられる要素は隠れ場所がステージに1か所しかないため単調。

今作最大の問題点が「出てくる殺人鬼はステージボスに過ぎない」ということ。……え?ステージボス??これってアクションゲームだったっけ?と戸惑うこと請け合い。おいおい、ボス戦があるなんて聞いてないよぉ〜。しかも、カプコンお得意の体力メーター2倍のラスボスまできちんと用意されてるなんて、これはもう確信犯でしょう。

敵キャラの雨宮慶太デザインにも首を傾げましたが、元々アクションゲームにするつもりだったなら納得……って、そんなところで納得させないでくれぇ。



監督:深作欣二というネームバリューで引き寄せたユーザー層が求める内容にはほど遠いゲーム性は大問題と言わざるをえません(こうなるとTOKIO松岡主演が売りの『玻璃の薔薇』もどうなっているのか気になるところ(笑))。

バイオハザード風味の『七つの秘館』+カプコン流アクション。
『クロックタワー』という名前に何も求めず、綺麗なグラフィックで『七つの秘館』をプレイしたいアクション慣れした人向けとしたら……やっぱりつまらないか。

★★

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