【PS2】SIMPLE2000 Vol.95 THE ゾンビVS救急車

【PS2】SIMPLE2000 Vol.95 THE ゾンビVS救急車

ジャンル:カーアクション
プレイ人数:1人用
メモリ容量:80KB以上
発売元:D3パブリッシャー



ゾンビが徘徊する街を救急車で駆け回り、取り残されている人たちを救助輸送。邪魔なゾンビは轢き殺す(元々死体だけど)……ゾンビ好きとしては見事に心惹かれてしまい即購入。

見た目はゾンビ版『クレイジータクシー』といった感じ。
う~ん、良くも悪くもSIMPLEシリーズらしい出来でした。
良い方だとは思うけど、ついつい『お姉チャンプルゥ』並を期待しちゃってたもので。



プレイヤーの基地病院には「士気ゲージ」と呼ばれるものがあり、これは経過時間で徐々に減少する(病院にゾンビが攻めてくるため)。このゲージを回復させるのは「救助者」と「ゾンビ轢殺コンボ数」。

救助者の種類は
  • 「一般人」……士気を少し回復(男女共に)
  • 「警官」 ……士気を大幅に回復
  • 「軍人」 ……士気ゲージの最大値を上げる
  • 「整備士」……車両およびパワーアップパーツの開発
  • 「政治家」……次の区画への鍵(3人必要)

整備士は多ければ多いほど開発力アップ。

この中で問題は一般人女性。救助者は車両に乗せた時点から「ゾンビ化」が始まる。しかし一般人女性は体力が少なすぎて、救助したら即帰途につかないと間に合わないことがままあって複数救助する際の最大のネックに。そもそも士気ゲージ回復のためだけだったらゾンビ轢殺コンボを狙った方が楽だし。

ゾンビ化システムは全体的にバランスが悪い。道に落ちているワクチンで少しゾンビ化を押さえられるようになってはいるけれど、当然都合のいい場所に落ちているとは限らない。ワクチンを所有アイテム化してくれていれば戦略バリエーションも増えたのに。

救急車に乗せられる人数も少ない(小型救急車で2人、中型で3人、大型で4人)。病院の出入りの際のロード時間が少々じれったいのに頻繁な行き来を強いられるのは辛い。まあ今のバランスではたくさん乗せられてもゾンビになるだけだけどさ。



ステージは全部で5つ。
  • 病院のあるセントラルシティ
  • East/ビル街 ※南東方向(SE)
  • West/森林 ※北西方向(NW)
  • South/砂漠 ※南西方向(SW)
  • North/氷上 ※北東方向(NE)

次ステージに進む前にはボス戦。これが単調でつまらない代物。最初のステージだけは見極めるまでに時間がかかったけど、結局、敵の攻撃が当たらない道の角で攻撃の有無を判断するだけ。他もそんな感じ。



お勧めプレイは3ステージ目までは3人目の政治家を後回しにして残る街の人を助けまくること。整備士を増やして新車両&パワーアップパーツを開発してもらいましょう。高機動のパトカーが出現してやっと整うゲームバランス。これって引き算でゲームを作ったってことか。

SIMPLEシリーズ全体に言えることだけど無理にプレイ時間を増やそうとするのって逆効果じゃない? もう2度と遊ぶ気が起きません。1ステージ1時間ぐらいでサクッと遊べる方が2度3度と遊ぶ気になると思うんですがねぇ。

クリア後のミニゲームはそれなりに遊べるけど、ゲーム中で必死にパワーアップした車両が使えないためモチベーションは下がる。なんだかなぁ。



主人公らが最後に教訓めいたことを語るのは駄目なB級映画っぽくて笑えた(「行き過ぎた都市開発が生物に影響を与えた」「人間の自業自得だ」etc……)。でもその後がアホすぎて笑えない。

女「この街を出たら医者をやめるわ。だって向いてないもの」
男「じゃあ俺も」
女「……馬鹿ね」

ここまでプレイした人間の気持ちと乖離した台詞に唖然。
この場合「街を脱出したら2度とこんな悲劇が繰り返されないようにしたいわ(=医者を続ける)」だろうに。辞める方向で考えるなら「今度の街では葬儀屋でも始めようかしら」とでも言わそうよ。文才ゼロ。

★★★

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