『IRIS-アイリス-』第3回~韓流=アニメ

まずは『IRIS-アイリス-』第3回の感想。

初回冒頭の暗殺シーンが当ドラマのクライマックスであり、シリーズ通してそこに帰結するものと思っていたら、3回目で早々にそこに至るとは。主人公は副局長の思惑でこれから敵味方から追われる展開になっていくのだろうか。そうか、第一印象の悲しい暗殺者ドラマで合っていたのか。

やはり吹替の話になりますが、副局長は松方弘樹がキャスティングされていることで第一印象から腹に一物持つ人物とモロバレすぎます。この手の芸能人吹替ではいかんともし難い問題ですが。

その吹替の酷さについて。当初は吹替がこのドラマの出来を下げていると思っていましたが、ここまで見てみるとどうもドラマ自体が面白くない。大作感を醸し出そうとする演出がテンポを悪くし、箔づけのための海外ロケが無駄なカットを大量に生みだしてしまっています。もしかするとそれらを覆い隠すためにさらに酷い吹替にしているのだと邪推したくなってきました。

地デジでは原音+字幕で見れるので、そちらで確認してみたいところですが、水曜9時は我が家の唯一の地デジチューナー付きHDDレコーダーは「水曜シアター9」の洋画吹替録画優先なので未だ未見。韓流ファンでその環境があればそちらで見ている人も多そうですが、その人たちはそもそもファンなのでは評価基準は甘そう。映画がない週に確認したいと思います。



さて本題。
タイトルの「韓流(ドラマ)=アニメ」のこと。

韓流ドラマは流行りだした当初から「日本の昼ドラ的」とか「ひと昔前のトレンディドラマ的」だと言われていました。それは確かにその通りで、その古くささが視聴者にとってはドラマを見る際の安心感に繋がっているものと思います。

ところが、そのドラマツルギーを今現在の日本のドラマ界で実践しようとしても同じ結果にはなりえません。ただただ古い代物でしかなくなります。この差は何故でしょう。

平たく言えば「現実感の欠如」です。



同じ日本人である芸能人がどれだけベタなドラマを演じようとも、その芸能人の人となりは各種芸能情報メディアで周知ということ。その芸能人の言葉は日本語で全て理解でき、性格から趣味嗜好までストレートに伝わってきます。

これに対し、韓流俳優は近くて遠い国の異邦人です。基本理解できない言語を話し、その人となりをコーティングしています。韓国語を学んだ韓流ファンという存在もおられるでしょうが、それでも外国語をネイティブに理解すること自体が無理と言わざるを得ません。

それは例えばフランス語を聞くとお洒落に感じたりするようなもので、日本人である限りの限界というものがあります。これは語学力とは別の問題です。

閑話休題。

つまり韓流ドラマを見る時は、それなりに名前の売れている俳優でもその俳優を現実の人間として感じる部分が少なく「ドラマの登場人物として純粋に見ることができる」ということです。

韓流ドラマは、虚構性の高いメディアで物語を紡ぐことにより純粋にドラマ性のみを享受することが出来るという点において、日本では実写ではなくアニメにその存在は近いと思います。



韓流ドラマの中身は実に少女漫画的です。
もちろんより広義の女性向けコミックも含んでのことです。

日本でも少女漫画原作のドラマは数多くありますが、日本のドラマ界では漫画原作という部分を重要視して映像化されがちです。これは日本では漫画文化が諸外国に比べてとても根深く根付いているためでもありますが、ドラマの文法に置き換えてしまうと漫画原作である意味が薄らいでしまうせいもあるでしょう。

韓流ドラマは同じような題材であろうが韓流ドラマの文法で映像化しています。日本での主な視聴者層=大人の女性にとっては馴染みのある題材を漫画のそれとは感じさせずに見せられていることで自然に楽しんでいるわけです。



韓流ドラマを楽しむことは少女漫画をアニメ化したものを楽しむことと実は大差ありません。単に表現手段の差にすぎないのです。

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