さらば水曜シアター9

画像


先月の記事で「テレビ東京の水曜シアター9が9月いっぱいで終了してしまう」と書きましたが、その時点では公式な告知が出てきていなかったため、一縷の望みを抱いていましたが、とうとう正式に告知されるようになりました。

テレビ東京:水曜シアター9
http://www.tv-tokyo.co.jp/theater9/movie/




冒頭の画像『SPIRIT』が、昨日の『ファイヤーウォール』放送内での次週予告で「水曜シアター9、最後の映画」と言われてしまいました(※水曜シアター9はドラマ放送兼用枠のため、枠自体はその翌週まであり)。

中盤に流れた予告ではナレーションが違っていて、とある男が残念がる独り言バージョンに↓

いや~、水曜シアター9が終わっちゃうってホントっスか~。
結構、ラインナップ好きだったんだけどな~、予告も面白かったし。
いや、木曜洋画の頃からファンでしたよ、ホントに。
はあ~、ちょ~っと寂しいっスね~。
でもまあ、これまで楽しませてくれて、ホントありがとうございました。
で、最後の映画は?
あっ、これですね──『SPIRIT』

といった内容で、木曜洋画劇場時代からテレ東イズムを楽しんできた我々が述べそうな台詞でした。まあ、こちとらちょっと寂しいぐらいじゃないですけど。ホント、まともに映画を放送する枠が午後ローだけになってしまうとは……。

どうも「経済に強い局」にしようとしているらしいですが、そんなのは他の枠でいくらでもやればいいでしょうに。まあ、結局はスポンサーが付かない=予算削減による自社内でお手軽に作れる番組へのシフトなんでしょうけど。

次はアニメ枠も減りそうな。先の民主党代表選を午後ロー潰して放送したりと魔の手は着々と伸びてるし。地球滅亡も近いか?(笑)

探偵ファイル「その時テレ東は!?」
http://www.tanteifile.com/newswatch/2009/04/05_01/index.html




昔は映画屋から電気紙芝居などと下に見られた中で奮起していたであろうテレビ業界が、自分たちが生み出すものに誇りを持って世の中に送り出していた時代はとっくに死滅してしまったということでもあり。

メディアミックスなんて言葉が重宝されだした頃からその兆候はあったかもしれない。自局で作った映画やイベントの宣伝を、さも世間一般の情報のように電波に乗せ宣伝するようになってからは社会の窓としての公正さは消えたように思う。

と同時に、ブラウン管(今は液晶モニターか)の中で完結する文化を放棄し、放送のための金儲け(製作費確保)から金儲けのための放送へと手段と目的が入れ替わっている感は否めない。局を上げて通販番組を放送しているようなものだ。

おっと、この手の話になるとどんどん脱線していくのでこの辺で。そうか全局通販番組か。どの番組を見ても常に出演者の宣伝テロップが画面にあるのを見てうんざりする理由はそれか。自分で書きながら今のテレビへの違和感が整理されたわ。



さて、来週はテレビ界最後になるかもしれない真摯なる映画放送をしっかりと目に焼き付けようと思います。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック