東映特撮無料配信チャンネル~ネット配信の形あれこれ~

東映がYouTubeに特撮作品を無料配信する公式チャンネルを設置。
毎週2話ずつ入れ替え更新なのはちょっと残念ですが、ひと昔前の朝夕の再放送を見る感覚と思えばいい感じです。

東映特撮 YouTube Official
http://www.youtube.com/user/TOEIcojp




今の地上波キー局ではめっきり無くなった再放送枠。

昔は早朝や夕方に流れるアニメや特撮の再放送を楽しんだものですが、そんな時間帯は今や放映権料をケチった末のお手軽なニュース情報系番組ばかりが並ぶ始末。日中にドラマの再放送があっても現役ドラマの視聴率アップ用の新しいものばかり。そりゃテレビ文化が育つどころか廃れていくというものです。

今回の東映の無料配信はテレビ以外の場への新たな活路の模索の意味合いも強そうな。これもまたテレビ離れのひとつの現れかもしれません。

同様の施策としてはバンダイチャンネルが月1000円で見放題というサービスを始めること。こちらはレンタルや配信事業の新たな形の模索でしょうか。他にも第1話などの無料配信など様々ありますが、そのどれもがまずは見てもらうことでその先の需要の喚起に繋げようという話ですね。

バンダイチャンネル
http://www.b-ch.com/

日本アニメーションシアター
http://www.youtube.com/user/NipponAnimation


そんな中、当のテレビ業界は未だに旧態然とした配信サービスを誇らしげに発表していたという。

痛いニュース「民放キー局5社と電通、ネット接続テレビで有料配信へ」
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1650195.html




以下、プレスリリースより。
http://www.dentsu.co.jp/news/release/2011/pdf/2011090-0803.pdf(PDF)

日本テレビ放送網・テレビ朝日・TBSテレビ・テレビ東京・フジテレビジョン(以下、民放キー局5社)と電通は、今後普及が予想されるインターネットTV上において、民放各社が主体となった有料課金型のVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを共同で推進していくことに基本合意しました。

テレビ受像機の機能が多様化する中、民放キー局5社と電通は、地上波放送でのリアルタイム視聴を促進し、番組視聴時間を拡大する民放独自のVODサービス(以下、民放VOD)の提供を、2012年度から2014年度を本格運用に向けた準備期間として位置付け、その導入を計画しています。

この民放VODは、テレビの価値を向上させるという共通認識のもと、視聴者により多くのテレビ番組への視聴機会を提供することで、テレビ番組の視聴者層を拡大し、テレビ番組のファンを増やそうとするものです。

既存のインターネットTV上でのVODサービスは、VODタイトルをメニュー等から検索するユーザーインターフェイスが主流であるのに対し、民放VODは、簡単で誰でも使いやすいユーザーインターフェイスを開発し提供することを検討しています。

なお、動画視聴の可能なデバイスの普及や、生活者のライフスタイルの多様化に対応するため、この民放VODを、インターネットTVだけではなく、スマートフォン・タブレット端末などマルチデバイスにも広げ、リアルタイム視聴に繋げる流れを作り出すことにより、テレビの価値の最大化を図っていきます。

レンタルDVDですら1枚に2~3話収録したものが100円程度だというのに、1番組数百円などという浮世離れした価格設定でテレビ視聴者層が拡大すると本気で思っているんでしょうか。テレビ番組のファンを増やしたいなら面白い番組を作るしか方法はなかろうに、よほど"ブーム"とやらを仕込む自信だけはあるようです。

そもそもインターネットTVが一般家庭に普及する未来図が想像できないんですが、テレビ業界としてはあくまでもPCによるネット界とは一線を引きたいんでしょうね。腐ったプライドとでも言いましょうか。



まあ、私は今やアニメと映画(※午後のロードショー)とドラマ数本、あとはU局の番組ぐらいしか見ていないので、どうぞご勝手に爆死して下さいって感じ。今は毎週更新される東映特撮が楽しくて民放キー局の番組なんて見ている暇はありませんて。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック