脚本家・市川森一さん死去
脚本家の市川森一さんがお亡くなりになりました。
享年70歳。
数々のドラマの脚本を手掛けられ、代表作にはNHK大河ドラマ『黄金の日日』『山河燃ゆ』や『傷だらけの天使』、映画『異人たちとの夏』といったタイトルが並びますが、個人的にはやはり初期の円谷特撮作品の脚本の人でした。
今回の訃報の中では『ウルトラセブン』の名前が挙がっていますが、私の世代的には第2期ウルトラシリーズの印象が強いです。
特に印象的なのが『ウルトラマンA』最終回の台詞。
優しさを失わないでくれ
弱い者をいたわり
互いに助け合い
どこの国の人達とも友達になろうとする気持ちを失わないでくれ
例えその気持ちが何百回裏切られようと
それが私の最後の願いだ
ウルトラシリーズは第1期が別格化されていて、私も後年になってその作品群の完成度を理解もしていますが、それでも私の特撮心を育んだのはやっぱり第2期ウルトラでした。
ご冥福をお祈りいたします。
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