スノー・バディーズ/小さな5匹の大冒険

●スノー・バディーズ/小さな5匹の大冒険

監督・脚本:
  • ロバート・ヴィンス(『スパイモンキー』)
出演:
  • ドミニク・スコット・ケイ(『マイノリティ・リポート』)
  • チャールズ・C・スティーヴンソン・Jr(『ゴーストワールド』)
  • シンシア・スティーヴンソン(『エア・バディ2』)
  • マイケル・テイゲン(『サンタ・バディーズ』)
  • ジェイソン・ブライデン(『ドクター・ドリトル/ザ・ファイナル』)
日本語吹替版:
  • まえだまえだ(前田航基/前田旺志郎)
  • ますだおかだ(岡田圭右/増田英彦)
  • 有川博
  • 松平和希
  • 新井海人
  • 飯野茉優
  • 柴井伶太
  • 山内翔平



バディーズと呼ばれる5匹の子犬たち。ある日、5匹がアイスクリームのトラックに潜り込んだら、そのまま空輸され、着いたところはアラスカ。そこで知り合ったシベリアンハスキーの子犬。飼い主の少年は犬ぞりレースに出るのが夢。バディーズは家に帰るための空港がレースのゴール付近にあることからレースに参加することに。果たして無事に帰ることが出来るのでしょうか?

子犬5匹が活躍する「バディーズ」シリーズ第1作。
現在5作目まで毎年作られています(3作目はクリスマスシーズンにリリースするために前倒しになっていると思われ)。

スノー・バディーズ(2008)
スペース・バディーズ(2009)
サンタ・バディーズ(2009)
ゴースト・バディーズ(2011)
トレジャー・バディーズ(2012)


ちなみに『ホテル・バディーズ(2009)』という作品も見つけましたが、原題は「HOTEL FOR DOGS」で非ディズニー作品。邦題でバディーズシリーズっぽくしただけですね。『わんぱくバディーズ/ダイヤ泥棒をやっつけろ!(2008)』も無関係。

どうやら前作として『エア・バディ』というゴールデンレトリバーが活躍するシリーズがある模様。本作の子犬たちはその犬の子供とかそんな設定だったりするんでしょうか。3作目の邦題は酷いと思います。

エア・バディ(1997)
エア・バディ2(1999)
2002 ワンワンカップ(2000)
スーパードッグ エア・バディ/ベースボールで一発逆転!(2002)
スーパードッグ エア・バディ/ビーチバレーで危機一髪!(2003)

AIR BUD
AIR BUD: GOLDEN RECEIVER
AIR BUD: WORLD PUP
AIR BUD: SEVENTH INNING FETCH
AIR BUD: SPIKES BACK


[追記]よくよく調べたら『AIR BUDDIES(2006)』という「AIR BUD」のいかにもなスピンオフタイトル作品を発見。どうやらそれがバディーズシリーズの1作目のようです。ただし、邦題が見当たらないので日本ではリリースされていないかもしれません。

Wikipedia:Air Buddies
http://en.wikipedia.org/wiki/Air_Buddies




とりあえず子犬を整理しときます。

  • バダボール
    食いしん坊、目の下に隈取り
    お金持ちの家のぽっちゃり少年が飼い主
  • マッドバッド
    泥遊びが大好き、全身土汚れ
    大人しそうな黒髪少年が飼い主
  • ローズバッド
    紅一点(妹)、頭にリボン
    少女が飼い主
  • ブッダ
    禅の道を追求、首に数珠
    禅道場(?)の少年が飼い主
  • ビードッグ
    ヒップホップ通、首にBのネックレス
    ヒップホップなノリの少年が飼い主

整理したことで主人公っぽいノーマルな風貌の少年は親犬の飼い主だと理解できた。成犬のことを「バディ」と呼んでいたので、エア・バディ最新作辺りで主人公だったのかも。バディーズたちが説明なく周知のキャラとして描かれていたのは前作があるからでしょうか。



本作をひと言でいえば「子犬版とっとこハム太郎」。

飼い主たちが学校に行った後、こっそり家を抜け出していつもの場所に集合し冒険に出掛ける。ひとつ違うのはハム太郎たちは家を抜け出したことを飼い主に知られないようにするのに対し、こちらは数日間家を空けるため飼い主にバレて心配される点でしょうか。

アイスクリーム屋のトラックの荷台がそのままコンテナとなり、そのままアラスカ上空でパラシュートで山中に放り出される荒唐無稽なくだりは子供向けと思って割り切るところ。犬ぞりレースのライバルオヤジがこれまた分かりやすい悪役キャラでレース展開が大雑把なのも同様。

物語はアラスカ側がほとんどで、たまに出る飼い主側ドラマは心配する様子ぐらい。本作は『名犬ラッシー』や『三匹荒野を行く』に代表される動物帰宅旅映画の系譜とも言えますが、本作における子犬=バディーズたちに旅の過酷さは一切無いため、画面から受ける印象は「飼い主の心、子犬知らず」になっているのが難ですね。



動物帰宅旅映画の艱難辛苦要素を排した甘口作品。
単純に子犬可愛いを楽しむのみ。

★★

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