ジュラシック・レイク

●ジュラシック・レイク

監督・脚本:
  • ポール・ジラー(『アルマゲドン2009』)
出演:
  • ブライアン・クラウズ(『スリープウォーカーズ』)
  • ニオール・マター(『ドクター・ドリトル4』)
  • アンバー・ボリッキー(『ハーパーズ・アイランド/惨劇の島』)
  • キャリー・ゲンゼル(『チェーンド・ボディ/非合法女子刑務所』)
  • ドン・S・デイヴィス(『ツイン・ピークス』)



始まりは1976年のスコットランド。ネス湖でネッシーの調査をしていた一団がいたが、少年1人を残してネッシーらしき謎の怪物に襲われ全滅した。それから30年、北米のスペリオル湖でもネッシーらしき怪物の目撃情報があった。UMAハンターに成長したかつての生き残りの少年は調査のため現地を訪れた……。

カナダ製B級TVムービー。
怪物のCGが安いながらまあまあ見れる仕上がり。

生き残った少年が殺された親の復讐のためにUMAハンターとなっているというのはこの手のモンスター映画の定番設定のひとつ。怪物退治の特殊武器や習性の熟知などを問答無用に盛り込めるのが利点です。

物語はスぺリオル湖畔に暮らすUMA好き爺ちゃんがあっさり喰われ、彼に会いにやってきたUMAハンターは貸船屋を営む少年(UMA好き爺ちゃんの甥)とネッシー追跡をして、時を同じくして少年の母親でもある女性保安官が爺ちゃんの死体とその他の行方不明事件を知り、最終的に皆で少年の元カノを助けに湖内の無人島に乗り込む……という流れ。

物語の発端がネス湖なのは必然としても、そこから舞台が30年後の北米スペリオル湖畔へと飛ぶのはかなり唐突。見せ方が「1人生き残った少年→場面変わって現在→UMAを追う爺ちゃん」という流れのため最初は爺ちゃん=生き残った少年だと勘違いしてしまった。特に爺ちゃんがちょっとおかしな人扱いな分、かつての経験からおかしくなったと解釈できるし。

ここはスペリオル湖畔に舞台を移す前にUMAハンターに成長した元少年の現在の姿を1シーンでも入れておくと繋がりは自然になったかと。

物語の構成は少しぎこちない程度でこの手の低予算B級映画にしては悪くない方。それだけに怪物が昼日中にはっきりと姿を現しながら人を襲っているのに目撃情報のひとつも寄せられない状況の不自然さが気になってきてしまう。全部低予算が悪いんや。

怪物は劇中でプレシオサウルスの生き残りとされているけど、本来のプレシオサウルスは首長竜で四肢はヒレなのに対し、この怪物はブラキオサウルスのような足を持つ陸上型生物。しかも頭部にエリマキトカゲの様な飾りが付いていて恐竜っぽさは薄い。そのおかげで純粋な人喰いモンスターに見えるのでこれはこれでありでしょう。



以下ちょいネタバレ注意。

性格悪い今カレが喰われるのは物語上の生け贄なのでいいとしても、最後の最後で別行動で子ネッシーを狙撃していた保安官男が人知れず子ネッシーに喰われる必要はあったのだろうか。ラスト、誰も彼が居ないことを気にかけずにハッピーエンドしてて可哀想すぎるわ。

★★

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