ゴジラ FINAL WARS

●ゴジラ FINAL WARS

監督:
  • 北村龍平(『あずみ』)
出演:
  • 松岡昌宏(『ナースマンがゆく』)
  • 菊川怜(『GUN CRAZY/裏切りの挽歌』)
  • ケイン・コスギ(『忍者戦隊カクレンジャー』)
  • ドン・フライ
  • 水野真紀(『君を忘れない』)
  • 北村一樹(『あずみ』)
  • 船木誠勝(『五条霊戦記』)
  • 宝田明(『ゴジラ('54)』)
  • 水野久美(『怪獣大戦争』)
  • 佐原健二(『空の大怪獣ラドン』)



海底軍艦・轟天号がゴジラを南極の氷に閉じ込めた戦いがあった。いつか来るゴジラとの再戦のため、防衛軍は特殊能力者で構成するミュータント部隊《M機関》を設立。対怪獣組織として日々訓練を続けていた。
そんなある日、世界各地で怪獣が暴れだした。M機関だけでは対応しきれない。そんな危機を救ったのは宇宙から飛来した《X星人》のUFOだった。
次々と消滅する怪獣たち。だが、彼らの真の目的は地球人を家畜にすること。本性を現したX星人は怪獣を再び世界に解放すると共に、武力による侵略を開始した。
圧倒的な武力の差に敗北寸前の人類。最期の希望は南極に眠るゴジラを復活させ怪獣同士を戦わせることだった……。



いやぁ~、面白かったぁ。
ババーン!と開口一番、画面一杯に《東宝スコープ》の文字ですよ。もう、そこからしてやられちゃいましたね。

前年作の続編として作られた『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ/東京SOS』を除けば、平成新シリーズは全作「1作目の続編」という約束ごとで作っていましたが、本作ではそんな小さな縛りなんて守ってる場合じゃないとばかりに豪快に展開します(まあ、冒頭のエピソードを抜きにすれば2作目『ゴジラの逆襲』の続編と言い張れなくもない?)。

オールスター怪獣総出演(モスラ、マンダ、アンギラス、キングシーサー、ラドン、クモンガ、エビラ、カマキラス、ヘドラ、ガイガン)とか轟天号参戦とか、全体を見ればマニアウケネタ映画と取られかねませんが、これが見事に一般性を持った娯楽作として仕立てられてます。この辺、ちょっと北村監督に拍手ですね。

正直、今回、監督が北村龍平に決まったと聞いた時には不安で仕方がなかったもんです。その後に流れた様々なCM・予告等の映像を見るにつけ不安は増すばかりで。しかし、いざ蓋を開けてみたら、往年の東宝特撮のような大風呂敷を堂々と広げたエンターテイメント。しかも本気の世界ロケ敢行で質も高いです。

しかし、なんといってもまさかのミニラ復活ですよ。平成シリーズでベビーゴジラ(リトル、ジュニア)が登場して以降、もう2度と見ることはないと思ってましたもん。当時、ミニラに入っていらした方(すいません、名前忘れました)が残念と話をされていたと記憶してますが、まさか、そのミニラが本作の最大のキーパーソンとして存在する姿には思わず感動です。



あと「所詮、怪獣映画だから」と敬遠している一般の方へのアピールとしてひとネタ。

シドニーを襲う怪獣《ジラ》は完全にハリウッド版GODZILLA。名前からGODを取って偽物扱いなのがなんとも気分爽快(笑)。その設定でもう一度『GODZILLA』を観返すと「あれはゴジラよ!」と言っているアメリカ人らが間抜けに見えるというオマケ付きです。オリジナル同様フルCGで作ってあって、それが全くひけを取っていない出来映えなのが凄い。是非確認して。

ちなみにラストは続編を臭わせているのではなく本気の引き際ですからお間違えなく。ゴジラは暴れきったんです。とはいえ将来の復活はもちろん希望してますけどね。
さあ、ゴジラ最期の戦いを刮目せよ!

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