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zoom RSS 盗作? 銀河鉄道999と槙原敬之

<<   作成日時 : 2006/10/25 00:00   >>

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槙原敬之氏が作詞作曲したケミストリーの歌の1フレーズが、『銀河鉄道999』の一節にそっくりという問題。

ネットでも様々な意見が溢れてますが、前提とする情報がズレたまま論ずる人も少なくないような(多分、記事が出た初期に書かれたものだと思うけど)。

それと「夢は努力すれば叶う」という言葉(※後述)に対して「欺瞞の言葉」と反発している人たちもいるようですが、別にあなたたちに向けた言葉じゃないんだから。それは「頑張れ」と応援する言葉を欺瞞だと言っているようなものでしょう(まあ、そういう人はそれすらも欺瞞と言いかねないけど)。

  • 銀河鉄道999
    時間は夢を裏切らない
    夢も時間を裏切ってはならない
  • 槙原敬之氏の歌詞
    夢は時間を裏切らない
    時間も夢を決して裏切らない

著作権的にはこの程度の短い言葉は著作物保護の対象にはならないんだそうです。例えば「トンネルを抜けるとそこは雪国だった」という文章を書いたとしてもまったく問題じゃないそうで。

でも別に松本零士氏は法的措置をとろうなんて一言も言ってないのでお間違えのないように。あくまでも創作に関わる者としての礼儀、心構えを持ってもらいたいと言っているだけです。



当初、槙原敬之氏(とレコード会社)は電話で「盗作ではないが、記憶のどこかにあったのかもしれない」と話したという。まあ、この言い回しは同席したレコード会社の人間にそう言えば収まるからと助言されたんだろうけど。

後日、レコード会社は「今回の歌詞は松本零士氏とのコラボレーションで、氏の快諾の元にフレーズを使用した」という文面を勝手に作成し、これをHPに載せるのでどうですか?という旨のFAXを突然送りつけるという礼儀知らずな対応。人の気持ちを逆なでする天才ですね。

槙原敬之氏の所属事務所に至っては「盗作はしていない。それを言うなら銀河鉄道というタイトルも先人が作った言葉だ」という屁理屈を言い出す始末。でも松本零士氏は『銀河鉄道の夜』からのインスパイアを公に認めています。宮沢賢治のお孫さんにもきちんと筋を通したらしいですし。

でも、銀河鉄道というモチーフからの新しい物語の創造を未だに「パクリじゃないの?」と言うようなレベルの人も世の中にはいるんですよね。パクリ、パロディ、オマージュ等々の区別もつかない人。でもプロがそれを口にするとは見識を疑いますね。

エイベックスの「のまネコ騒動」の対応といい、音楽業界の人間ってのは社会人じゃないですね。



さて、ここからは私なりの考え方です。

『999』の一節を私なりに読み解くと──

努力を続ければ夢は叶う
そんな人の努力を夢の方も見捨ててはいけないのだ

という、単に「努力すれば夢は叶う」と言うのではなく、そうあってくれという「願い」だと思います。

でも槙原敬之氏の歌詞を読み解くと──

夢は努力すれば叶う
努力は絶対に夢を叶えるんだ

という、意味のない繰り返しになっています。どうにもフレーズ先行で意味を考えてなさそうですが、こういう繰り返しというのは普通なのでしょうか(最近の歌ってあまり聞かないもので)。

そう考えると内容的に問題があるのは「夢は時間を裏切らない」の一節だけとなり、ますます著作権的には対象外になるわけですが、実は本当の問題点が「夢」と「時間」という単語を入れ替えて繰り返すフレーズが直後に続くという部分に集約されることにもなります。

これは意識して松本零士氏の著作を見聞きしていなかったとしても、当初の電話での言い分通り、何かしらの影響があったと見るべきではないでしょうか。



別に松本零士氏も「似てますね」と認める心を持って欲しいだけだと思いますよ。盗作していないなら「別物だけど似ている」と認めればいいだけ。これだけの著作物が溢れる現代ですから「あくまでも別物」と言い張って心に無駄な楔を打ち込むこともないでしょうに。

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